ブックタイトル2019年度学生ハンドブック
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2019年度学生ハンドブック
― 94 ―生命科学部付属施設■生命科学研究所 ゲノム・細胞レベルから生物の高次生命機能にいたるまで物理化学的・分子生物学的手法を主とする解析をテーマとすると同時に,新規有用分子の創製,新機能を有する生物の探索を含めた応用研究を目指します。また,生命科学部を構成する3学科が協力し,分野横断的な研究の開拓にも重点をおいています。それにより,現在から将来にわたり人類が直面する問題の解決につなげていきます。■アイソトープセンター 放射性同位元素を用いて,微生物や動植物のトレーサー実験,生化学実験,組換えDNAを含む遺伝子工学的実験等,ライフサイエンスの広い分野に対応する基礎研究・応用研究を支援しています。■菌株保存室 研究・応用利用に関わる重要な微生物株を保存・管理すると共に,有用微生物の探索,保存・利用に関する教育研究を行っています。学内外の研究者や利用者の要望に応じて分譲し,微生物の応用に関する研究を支援しています。現在,保有している微生物は,細菌・酵母・糸状菌で,合わせて約7,000株におよびます。■高次生命機能解析センター 国際水準に適合した実験動物の無菌(SPF)飼育施設です。遺伝子組換え個体を含む実験動物を管理し,生理,遺伝,発生,行動,栄養など生命科学分野の研究を支援しています。地域環境科学部付属施設■地域環境研究所 地域環境科学部の社会的使命は,山村・農村・都市などの地域性を尊重しながら,かつこれを上流域から下流域までひとまとまりの環境として魅力と活力に満ちた地域づくりを推進することにあります。そのためには,地域環境科学部を構成する3学科間の横断的研究を推進し,環境科学の総合的な発展を図らねばなりません。研究テーマは,自然環境の保全と適正な利活用をより具体的な形で実現するため,①砂漠化地域の緑化,②エコ・テクノロジーの基礎的技術開発,③地域活性化の地方政策に関する研究などに,学部全員の教員で取り組んでいます。 また,当研究所は全学的な共同研究や産業界からの委託研究のコーディネート業務を行います。スタッフは学部所属の教員が全て研究員として研究に当たります。■奥多摩演習林 本学の演習林は昭和53年に私有地を購入し,東京都奥多摩町に奥多摩演習林として設置されました。 平成10年4月からの新学部体制に伴い,地域環境科学部附属奥多摩演習林となりました。 奥多摩演習林は,面積約155haで秩父多摩甲斐国立公園に含まれています。標高は630m~1,452mにわたり動植物相の豊かなところです。また,南側には東京都の水瓶である奥多摩湖を控え重要な水源地帯になっています。演習林開設以来,調査・研究については,地質,土壌,水文,動物相,植物相を中心に森林生態学や森林環境学など林学の基礎学的な研究と,育林技術,林業経営,伐採システム,環境保全及びレ奥多摩演習林研修センター