ブックタイトル2019年度学生ハンドブック

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概要

2019年度学生ハンドブック

諸研究施設― 93 ―農学部付属施設■農学研究所 農学研究所は,生物資源としての動植物及び微生物の保全と農業を通じて地球環境の保全を図り,人と生物資源との有機的な共生関係の構築について調査・研究・普及活動を行って,農学分野の進展に寄与する目的で設立されました。 農学部の教員を中心に,安全で安定した食料の生産と生物との共存共栄による人の生活の質的向上をめざしています。また,各種のシンポジウムや講演会等も開催して,農学研究の普及・発展に努めています。■電子顕微鏡室 走査型プローブ顕微鏡(SPM)・透過型電子顕微鏡(TEM)・走査型電子顕微鏡(SEM),さらには元素分析X-線マイクロアナライザー等を用いて,生物や生物由来物質のナノ構造観察や機能解析をおこない,生物資源の多面的利用の研究や教育に活用しています。■植物園 本園は農学部の主目的である生産農学と新領域である環境農学および福祉農学の教育理念に基づき設置されています。温室にはショウガ科植物などの資源植物や熱帯果樹,圃場にはホシクサ科およびイグサ科をはじめとする国内希少植物,また日本古来より親しまれてきたギボウシ,ウメ,サクラ,ツバキ,サクラソウなどの伝統園芸植物およびこれらの野生種の栽培,保護管理が行われ,教育,研究資料として提供されています。またキャンパス内には418種類の自生植物が生育しており,カタクリやニリンソウ群落が残る雑木林も保全されており,これらの環境は人の心の癒しの場としても利用されています。また本園は博物館相当施設として学内外の学芸員資格取得希望者の博物館実習の場および農業実習に利用されています。■食品加工技術センター ハム・ソーセージ等の食肉加工及び,チーズ・バター等の乳加工実習設備を整え,学生の食品製造実習,卒論実験,企業との共同研究および市民を対象としたカレッジ講座などに利用されています。■バイオセラピーセンター 当センターは,動植物等の生き物と人との共生をテーマに,教育や研究を行う施設です。犬舎を備えた管理棟と厩舎に,ドッグランや馬場を付設しています。現在,馬や犬等を飼養管理し,人と密接にかかわる動物に関する研究だけでなく,動物を活用するプログラムも実施しています。応用生物科学部付属施設■応用生物科学研究所 所属学科に共通する分野を総合的に研究する機関。植物,動物,微生物,食品,健康,環境をキーワードに応用生物科学の新しい視点,可能性を追求していきます。■食品加工技術センター 小工場規模の設備を整え,食品関連産業と連携し食品の製造に関する教育と研究を行っています。ジャム,ソーセージ,乳酸菌飲料,パンなどの製造実習を通じ,学生が実践力を身につける場として使われる等,東京農大のモットーである「実学」を継承した施設です。