大地震対応マニュアル[学生・教職員用]

建物の損壊や交通機関に大きな被害がでるような地震(震度5強程度以上が目安)が発生した場合は 本マニュアルを参考にして身の安全を守り落ち着いて行動してください。

地震発生直後
[1]地震発生直後
[2]揺れがおさまったら
[3]落ち着いたら1
[4]落ち着いたら2

地震発生前に確認すること
[5]家族への連絡方法
[6]大学への安否連絡
[7]心肺停止になった場合の救命処置
[8]火災発生時の行動

地震発生直後

とにかく自分の身を守る!

◇◆ポイント(大学にいるとき)

グラッときたら身の安全
窓際や棚から離れる
机の下にもぐるか バッグ・衣類などで頭を覆うなどして 落下物から身を守る
余裕があれば ドアを開け 出口を確保する
実験中など 火気を使用している時は 身の安全を図りながら火を消し 薬品などの危険物から離れる
広場やグラウンドにいる場合は その場で座り込み 揺れがおさまるのを待つ

◇◆ポイント(通学中)

周辺の状況を確認し 身の安全確保を最優先とする
堀 電柱 自動販売機などから離れ 落下物にも注意する

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揺れがおさまったら

自分のいる場所は安全か?
YES→その場所を動かない
NO→避難場所へ避難

◇◆ポイント(大学にいるとき)

慌てず・騒がず・落ち着いて
まずは落ち着く
天井板の落下や壁にヒビが入ったら 屋外に避難する
火災を発見したら「火事だ~」と大きな声で周りの人へ知らせ 安全を確認し 協力して初期消火する
負傷者がいれば 協力して応急手当する
余震がくることを想定しておく

建物から退避する判断基準
天井からの落下物 ロッカー類の転倒 内壁の亀裂があった場合は 避難する
高圧ガスボンベの転倒や 薬品類の転落により ガス 液体などが流出した場合は 避難する
火災により煙が充満した場合は 避難する
避難する場合は 必ずドアを閉める

避難行動時の留意点
貴重品は身に着け 一旦避難したら戻らない
火災の場合は 煙を吸わないよう タオルなどで口と鼻を覆う
エレベーターは使用しない
避難口までの最短かつ安全なルートを選定する

◇◆ポイント(通学中)

被害状況を正しく把握する
公共交通機関に乗車中は 乗務員の指示に従う
避難中は 警察や消防の指示に従う
最も近い公園などの一時避難場所に避難する
被災状況によっては 広域避難場所へ移動する

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落ち着いたら1

家族への安否連絡
家族への連絡方法

安否の確認
建物内から避難してきたら 逃げ遅れがいないか協力して確認する
逃げ遅れの人がいた場合は 教職員へ連絡する
逃げ遅れがいないことを確認してから 指定する避難場所へ移動する

大学構内の避難場所

[世田谷キャンパス]
グラウンド

世田谷キャンパス

AED 設置場所
☆ 健康増進センター
☆警備室
☆農大アカデミアセンター3F
☆1号館1F 3F 5F
☆2号館1F
☆桜丘アリーナ1F 2F
☆常磐松会館本館1F
☆常磐松会館道場1F
☆桜丘寮・若草寮
☆青雲寮・育英寮
☆常磐寮
☆18号館1F
☆グリーンアカデミーホール1F

緊急時の連絡先
[平日]学生課へ連絡
内線: 2331 直通: 03-5477-2228
[夜間・休日]警備本部へ連絡
内線: 5555 直通: 03-3426-6087
※火災の場合は(119)へ先に通報
【研究室活動・課外活動中】
・担当教員 部長 顧問に通報(現場へ急行)
・教職員から学生課へ通報

[厚木キャンパス]
学生会館・講義棟前広場

厚木キャンパス

AED 設置場所
☆本部棟1F中央監視室
☆研究棟1F学生教務課前
☆ 実験実習棟1F
☆学生会館1F
☆バイオセラピーセンター管理室
☆体育館アリーナ1F

緊急時の連絡先
中央監視室へ連絡
 内線: 3100
 直通: 046-270-6221
 非常用: 046-247-8642
※火災の場合は(119)へ先に通報
【研究室活動・課外活動中】
・担当教員 部長 顧問に通報(現場へ急行)
・教職員から学生教務課へ通報

[北海道オホーツクキャンパス]
グラウンド 野球場 テニスコート

オホーツクキャンパス

AED 設置場所
☆学部本部1F学生教務課
☆学生会館2Fトレーニングルーム
☆体育館1Fロビー
☆ 研究講義棟(2号館)1F
☆ 第1研究実験棟(5号館)2F
☆ 講義実験棟(8号館)2F
☆ 第2 研究実験棟(11号館)2F

緊急時の連絡先
[平日]学生教務課へ連絡
内線: 230 直通: 0152-48-3813
[夜間・休日]警備室へ連絡
内線: 480 直通: 0152-48-3808
※火災の場合は(119)へ先に通報
【研究室活動・課外活動中】
・担当教員 部長 顧問に通報(現場へ急行)
・教職員から学生教務課へ通報

 

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落ち着いたら2

自宅に歩いて帰れる?
YES→自宅へ
NO→避難場所へ

帰宅するのか 学校に残るのか
余震がおさまり落ち着いたら 自宅の安全や交通機関の状況により判断する
テレビ ラジオなどの正確な情報により判断する
帰宅する場合は 必ず学校に連絡しておく
学校に残る場合は 学校の指示により行動する
家族の安否を確認し 連絡の取れない人は 学校に連絡しておく

世田谷・厚木から20kmの地図

駅周辺は大混雑となるが パニックに 巻き込まれないよう冷静な行動をとる
周りの状況を確認して目的地に向かう
災害時の避難歩行は 10㎞で4時間と遅くなるので20㎞を目安とし 無理をしない
日没後の行動は 危険である
夜間は 犯罪に巻き込まれないよう単独行動は避ける

通学時の備え
歩きやすい履物で登校する(サンダルやハイヒールは避難時に危険)
通学途上から 自宅までの徒歩経路を確認しておく
身の危険を知らせるための警笛を携行する(水 菓子 飴 常備薬 懐中電灯 携帯電話の予備電源なども)
事前に家族と相談して避難場所などを決めておく

大学へ安否報告
大学への連絡方法

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家族への連絡方法

地震など大災害発生時に 安否確認などの電話が爆発的に増加し つながりにくい状況になった場合 提供されるサービスです。

電話で確認「NTT災害用伝言ダイヤル」

◇◆伝言の録音

[1]「171」をダイヤル。
[2]「1」をダイヤル。暗証番号を利用する録音は「3」をダイヤル。
[3]被災地の方の電話番号を入力。
[4]伝言の録音「1」*(30秒以内)。

*ダイヤル式電話機の方は操作不要です。

◇◆伝言の再生

[1]「171」をダイヤル。
[2]「2」をダイヤル。暗証番号を利用する再生は「4」をダイヤル。
[3]被災地の方の電話番号を入力。
[4]伝言の再生「1」*

*ダイヤル式電話機の方は操作不要です。

インターネットで確認「NTT災害用伝言板」

[1]https://www.web171.jp/(web171)へアクセス
[2]登録・確認する固定電話、または携帯電話の番号を入力
[3]利用者情報、送信先情報の登録
[4]「メッセージの登録」または「メッセージの確認・再生」

災害用伝言ダイヤルとweb171 は相互連携しています。詳し サービス概要や ご利用方法はNTT のホームページをご覧ください。その他携帯各社で提供されているサービスについては 各ホームページをご参照ください。

【体験利用提供日】
毎月1日、15日(0:00~24:00)・
正月三が日(1月1日0:00~1月3日24:00)
防災週間(8月30日9:00~9月5日17:00)・
防災とボランティア週間(1月15日9:00~1月21日17:00)

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大地震後の大学への連絡方法

落ち着いたら大学へ安否を知らせる
※電話での報告は極力控えること

【報告項目】
1.学科・専攻名 学年 学籍番号 氏名
2.本人・家族の怪我等の有無
3.現在の所在(住所) 連絡先(携帯電話番号・ メールアドレス)
4.困っていること
5.自宅や避難所付近の状況

【報告方法】
<学生ポータルからの報告の場合>
学生ポータル→学生生活情報→「申請書類」→ 「災害用安否報告」に入力し所属キャンパスの メールアドレスに送信
世田谷 s-saigai@nodai.ac.jp
厚木 a-saigai@nodai.ac.jp
北海道オホーツク o-saigai@nodai.ac.jp
<はがきによる報告の場合>
表題を「安否報告」とし 上記「報告事項」を 記入して 以下の宛先へ郵送する。
世田谷 〒156-8502世田谷区桜丘1-1-1
厚木 〒243-0034厚木市船子1737
北海道オホーツク 〒099-2493網走市八坂196
 東京農業大学○○専攻・学科 行

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心肺停止になった場合の救命処置

呼びかけに反応がなく 普段通りの呼吸がない場合は119番の通報をして心肺蘇生を開始します。AED があれば AED を使用します。AED は電源を入れると音声メッセージとランプで実施すべきことを指示してくれます。それに従ってあわてずに操作しましょう。
心肺蘇生 AED の操作の際には 周囲の人に助けを求め 可能な範囲で協力して実施してください。
また 講習会(救命講習)に参加し 事前にAED の使い方や心肺蘇生法について 学習しておきましょう。

1.反応・呼吸の確認

肩を軽く叩きながら呼びかけて 反応がない または判断に迷うときは大声で助けを求め 119番通報とAED搬送を依頼します。呼吸を10秒以内で確認し 普段通りの呼吸がない または判断に迷うときは すぐに心肺蘇生を開始します。

2.心肺蘇生を行う

胸骨圧迫(心臓マッサージ)30回と人工呼吸2回の組み合わせを繰り返します。圧迫は「強く(約5cm沈むように) 速く(100~120回/分) 絶え間なく(中断を最小限にする)」行います。
人工呼吸が困難な場合は 胸骨圧迫のみ行います(1歳未満の場合は 人工呼吸を併せて行うことが推奨されています)。

人工呼吸

3.AEDを使用する

心肺蘇生の途中でAED が届いた場合電源を入れ 音声メッセージに従い操作します(未就学児にはこども用パッドを使用します。こども用パッドがない場合は 成人用を使用します)。

監修(救命処置):横浜市消防局

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火災発生時の行動

1.「火事だ !」と大声で周囲に知らせる
2.近くの火災報知器のボタンを押す
3.初期消火にあたる(危険な場合は避難)
4.室内の場合は姿勢を低くし 濡れたタオルなどで口を覆う
5.避難にはエレベーターは使用せず 階段を使う
6.一度避難したら 二度と現場に戻らない
7.逃げ遅れた人がいる場合は 消防にすぐに知らせる

 

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