米粉トルティーヤと彩り野菜のタコライス |
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「痩身志向の女性しか食べたがらないような、マーケティングの道具としての《健康食》には価値が無い。普段は食事に気を遣わない20~30代の男性にこそ野菜中心の食事を摂ってほしい。」という観点から、ボリュームのある定食スタイルでの提案。また、「安価で無難な万能調味料」として砂糖と油を安易に添加し、結果としてエネルギーの過剰摂取を演出してきた近年の外食産業の歴史に対しての自戒の意味もこめて、「砂糖と油を使わない料理」として仕上げた。当初は「コクやうまみ」が不足するのではないかとの危惧があったが、酢・みりん・酒・酒かす等の米の加工品を活かす事で、むしろ柔らかい味わいに仕上がった。国産大豆を用いた大豆加工品を積極的に選んだ結果、食材は純国産となった。
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外食産業への意見や食材の工夫が見られ、テーマを自ら決めて取り組んだところが考えさせられました。 |
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