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カムcome土佐まるごとプレート
栄養科学科
3年 青木 麻理恵 |
日本農業新聞賞 |
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日本農業新聞賞 作品 「カムcome土佐まるごとプレート」
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地元、高知県にある実家から送ってもらった食材をたっぷり用いて、自然そのものの味を生かした一皿プラスお味噌汁にしました。
全体のバランスや、彩りを考えながら 東京農業大学の生協で販売されているカムカム100%果汁を活用して、仕上げました。高知の食材と、東京で仕入れた食材(しかも大学で!)をコラボレーションさせて、作りました。栄養のバランスもばっちり!おススメの一皿です。 |
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日本古来の食材と栄養の良い素材を使ってのワンプレートでおいしそう。食材の豊富さが魅力です。 |
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調理方法 |
<主食>2色ごはん
今回はどちらとも、やや固めに炊き上げました
発芽玄米入りご飯
白米と玄米を2:1の割合で洗米した後2時間浸漬させ、炊飯器で炊き上げました。
水の分量は白米を炊くときと同じです。
雑穀入り黒米ご飯
玄米の量に対し、10%の黒米を加え、高知県室戸の雑穀ミックスを加え、通常の水分量の1.2倍量程度のお水で2時間ほど浸漬させた後、炊飯器で炊きます。
<主菜>かつお香味ステーキ
- かつおを1.5mm程の幅に削ぎ切りにする。
- ☆の調味料と薄切りにしたにんにくをバットに用意し、かつおの切り身を20〜30分ほど漬け込む。
- あたためておいたフライパンに少量のごま油をうすく敷き、まずにんにくを炒める。
- にんにくがうすく狐色になったら、かつおを加え、焼いていく。
- 軽く焦げ目がつく程度に焼きあがったら、さらに盛り付けて出来上がり。仕上げに、こねぎをちらす。シソがあったら、シソでも代用可能。
<副菜1>土佐風2色かきあげ
- ボールを用意し、まず地粉と水を混ぜ合わせて衣を作る。
少し流動感が残る程度まで、水を加える。今回は素材そのものの味を味わうという思いから、卵は用いなかったが卵を用いても、味がしっかりして、おいしかったと思う
- 〜四万十の香り揚げ〜
・新生姜
・茗荷(みょうが)
2-(1)すべて、細切りの千切りにし、「1」とからめあわせる。
・たまねぎ
青海苔は、時期により、手に入れば生の物が手に入れば、より風味が増し、おいしい物に仕上がる。
〜ころころ野菜たっぷりかきあげ〜
2−(2)すべての材料を、1cm角程度に合わせて刻み、それを「1」と絡め合わせる。
- フライパンに油を多めにいれ、そこに香り付けのごま油も少したらし、揚げ焼きの状態にしていく。
- 揚げ色がうっすらついてきたら、さらに取り、油きりをして、盛り付ける。
- 抹茶と塩半分量ずづ、混ぜ合わせる。今回は、家にある「カテキン粉」を用いて、抹茶に代用した。そちらをつけて、頂く。
<副菜2>おからサラダ
- 新鮮なおからを準備します。
- まず、調味料を先にボールに入れ、混ぜあわておきます。
- そこへ自家製ミックスベジタブル(冷凍の場合は、軽く熱を通す。)をいれ、味を絡ませます。
- つぎに生おからをいれ、混ぜ合わせます。
POINT☆おからを先に調味料とあわせてしまうと、野菜に味がしみこみにくくなるので、野菜と調味料を、先に混ぜ合わせて味をしみこませておきます。出来立ては、おからにあまり味がついてないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、冷蔵庫でおいておくと、じんわりと味がしみこみ、とてもおいしくなります。
- 丸く、アイスクリームのようにかわいく盛り付けて、完成♪
簡単♪自家製ミックスベジタブル
蒸籠を用意し(最近は100均などでも購入可能)とうもろこし・にんじん・かぼちゃ・茶豆を、電子レンジで蒸します。この際、硬いものは固いもの同士で温めると、効率的です♪今回だと、かぼちゃ・にんじんは同時に加熱。とうもろこし・茶豆は同時に加熱。といった具合です。多めに作って、すべてを一緒にして冷凍ストックしておけば、様々な調理で活躍するミックスベジタブルとして使えて便利♪
◎豆類は、前日の夜から水につけておき、電子レンジで軽く加熱するか、気にならなければ、生のままサラダに加えます。
<副菜3>なすの味噌チーズ焼き
- ナスを輪切りにする。
- クッキングシートに乗せ、混ぜ合わせておいた調味料を、ナスに塗る。このとき、塗りすぎると味噌が強くなりすぎてしまうので、2〜3mm程度の厚さになるように塗ります。
- モッツァレラチーズを上に乗せ、160度のオーブンでチーズがとろけてくるまで、5〜6分焼きます。
- 出来上がったら、バジルと、赤コショウを乗せて、出来上がり♪
<副菜4>お豆腐と大根と冥加のお味噌汁
- 水に、掻いた鰹節と、昆布を袋につめたものをいれ、沸騰直前で、取り出し、だしにします。
- 大根を拍子切りにし、煮ます。大根は、水の状態から入れても大丈夫です。
- 大根が煮えたか、煮える手前くらいに、格子切りにした絹ごし豆腐を加え、火を通します。このときに、加える半分程度の量の茗荷を加え、人にたちさせても、おいしいです。
- 材料に火が通ったら、火を止め、お味噌を溶かしいれます。(味噌は沸騰させてしまうと香りが飛んでしまうので、できるだけ沸騰させないようにして頂きます。)
- 出来上がったら、器に盛り付け、ねぎと茗荷の輪切りを散らし、完成。
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<主食 2色ごはん>
玄米(玄米・発芽玄米) / 黒米 / 精白米 / 黒ゴマ / 黒豆 / はと麦 /
小豆 / もちきび / 米粒麦 / 高きび / アマランサス / キヌア
<主菜 かつお香味ステーキ>
かつお切り身 100g /
☆醤油 大さじ2
/ ☆日本酒 大さじ1半/ ☆カムカム果汁 小さじ2
/ ☆にんにく 1片
/ こねぎ 適宜
/ ごま油 適宜
<副菜1 土佐風2色かきあげ>
〜四万十の香り揚げ〜
四万十の青海苔 適量
/ 新生姜 適量 / 茗荷(みょうが) 適量 / たまねぎ 適量
〜ころころ野菜たっぷりかきあげ〜
茶豆(枝豆) 適量 / ウッディーコーン 適量 / 人参 適量
/ 舞茸 適量
/ アスパラガス 適量
/ マッシュルーム 適量
/ 土佐金時芋 適量
/ ジャガイモ 適量
/ 玉ねぎ 適量
衣― 地粉 適量 / 水 適量
<副菜2 おからサラダ>
生おから 150g
/ とうもろこし 適量
/ にんじん 適量
/ きゅうり 適量
/ ヒヨコ豆 適量
/ レンズ豆 適量
/ キドニービーン 適量
/ かぼちゃ 適量
/ 茶豆 適量
/ だしじょうゆ 大さじ2
/ マヨネーズ 大さじ3〜4
/ カムカム果汁 大さじ2
/ 黒コショウ 適量
<副菜3 なすの味噌チーズ焼き>
ナス 1本
/ カマンベールチーズ 適宜
/ ☆合わせ味噌 大さじ1
/ ☆マヨネーズ 大さじ1
/ ☆酒 少さじ1 / 赤コショウ 適宜
/ ☆は混ぜ合わせておく
汁
<副菜4 お豆腐と大根の味噌汁>
豆腐 70g / 大根 30g / 茗荷 1個 / こねぎ 適量 / 味噌 適量 / だし汁(かつおぶし・昆布でとったもの) 適量 |
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二色ご飯◆
雑穀にはビタミン・ミネラルがたくさん含まれています。玄米にはビタミンB1類も多く含まれており、日本人の主食である「米」の大切さを考えて、この2種類のご飯を用意しました。雑穀米が少し苦手という方には、発芽玄米入りのご飯だと、食べやすいのではないのかな。という思いもあり、2種盛りにしました。
ちなみに玄米は高知県の合鴨米。加えた雑穀は同じく高知県の室戸海洋深層水で作られた雑穀ミックスを使用しました。
かつおの香味焼き◆
地元の高知の名物かつおのたたきのアレンジヴァージョン。実家にいるとき、母がよく作ってくれました。前の日の残りのものを使っても、おいしい!!カムカム果汁を加えることによって、少し酸味も加わって、風味がアップ♪食欲もカムカム☆
おからサラダ◆
ポテトサラダのポテトの代わりにおからを使ってみました。無理なく野菜がたくさん摂取でき、またおからにしっかりと味があるので、サンドイッチなどのパティとしても、活用できます。カムカム果汁を使うことで、酸味とまろやかさが加わりました♪
おからを生のまま用いるので、栄養成分が壊れることなく摂取できます。カムカム果汁の効果で、抗菌作用も得られると考えられるため、夏の時期のお弁当などにもぴったりの一品です。
二色かき揚げ◆
地元の高知県にある実家から届いた高知県の野菜や青海苔を使って、鮮やかで旬を感じることのできるかき揚げにしあげました♪
四万十の香り揚げは、いつもは薬味として用いられる脇役の旬の新生姜・茗荷をメインに、青海苔の風味たっぷりに仕上げました。
ころころ野菜たっぷりかきあげは、ストックしておいた自家製ミックスベジタブルを用いて、家庭にあるどんな材料を用いて作ってもおいしいかき揚げ風に仕上げることができます。バラエティ豊かな色合いが特徴で。野菜嫌いな子供たちにとっても、うれしいメニューに仕上がったと思います。
揚げ焼きにすることで、カロリーダウン。また油に少しごま油を加えることにより、風味をよりアップさせたところもポイントです。
召し上がる際には、素材の味をそのまま味わっていただくために。抹茶塩をつけていただくのがミソです。
茄子の味噌チーズ焼き◆
高知県産の茄子を用いて、少しオリエンタルな香りの一品に仕上げました。赤コショウの爽やかさがポイントです。
お味噌汁◆
高知の家庭では一般的に作られるものなのですが、茗荷をお味噌汁に加えることで、食欲がわき、さわやかな香りを楽しむことができます。 |
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