クッキングサミット実行委員会
委員長 田所 忠弘(生物応用化学科教授)
東京農大クッキングサミットは、食農教育の大切さを理解し、料理を通じて農大生らしさの十分に発揮して頂こうと国際化も意識し企画されたものでロイヤル株式会社との産学連携事業の一端でもあります。今回は募集期間が大変短かかったにもかかわらず、51件もの応募作品を頂きました。まさに、農に関わる素材の吟味から調理、盛り付けさらには写真撮りまで全員大変手馴れた普段の生活にしっかりと根ざし料理している様子で、作品内容も発想豊かなネーミングや素材の思いもしない使い方さらには健康への配慮も充分で、若者らしい農大生が頼もしく思えます。
審査では、
(1)独創性、発想力に優れている。作品に背景がある。
(2)健康的である。栄養バランスがとれていそうである。
(3)農大生らしさがある。
(4)食材にアイデアがある。
(5)食べたい。
(6)彩り、盛り付けがよく、プレゼンテーションがいい。
について、留意しました。
いずれも優劣付け難い作品であふれ、一次審査通過者を決めるまでにプロの視点を持ってしても大変な苦労でありました。当初は一次審査通過者10名の予定でありましたが、みごとな作品があまりにも多く予定を変更せざるを得ないこととなり、結果として13作品を選考させて頂き、一次審査通過と致しました。全員の応募作品があってこその東京農大クッキングサミットであり、応募者全員に感謝いたしますと共に今後の二次審査結果につきまして大いにご期待下さい。
|