Michigan State University 第三回 留学報告書 造園科学科 飯塚 亜由美 |
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冬休みが終わり、新学期が始まりました。私は前学期終了後に受けた英語テストの結果で、readingだけ規定点である80点を超えることができたので、英語のみのクラスlevel4をとらずに、アカデミックのクラスをとれることになりました。80点を超えることのできなかったlisteningとwritingのクラスは、単位のもらえるESLのクラス、EAPのクラスを履修しなければなりませんが、1つアカデミックの授業を履修できることになりました。色々と考え、アドバイザーのJoe先生にも相談にのっていただいた結果、スペイン語を履修することにしました。私のとりたかった授業はどれも難しいものが多く、順をおって履修しなければ履修できないものなどであったために、それらのクラスは断念しました。英語もままならない状態でスペイン語を履修することや、アメリカにきて違う言語を履修することに初めは若干の抵抗がありましたが、この先のことを考えると、役にたつと思い決断しました。履修登録方法についてなのですが、一般の生徒はインターネット上でできるようですが、私たちはまだESLの授業を履修しなければいけない身分だからなのだか、インターネット上で登録できず、Administration buildingまで行き、登録しなければなりませんでした。その時点で定員を超えている場合、履修できないと言われるので、どうしても履修したい授業がある場合は早めに決断し、登録することをおすすめします。(教授に頼めば定員を超えていても履修できる場合もあるそうです)また、私は決めるのが遅かったために、スペイン語の第一回目の授業に出ることができず、その分もきっかりとparticipation pointsを引かれ、また欠席にもなりました。こちらの授業は出席がとても厳しいです。特に私のスペイン語のクラスは1回休むとparticipation pointを37点も落とすことになります。1回の欠席が後にとても響きます。なので、もし、少しでも迷っている授業があるのならばとりあえず参加した方がいいと思います。ただ、EAPのクラスは定員を超えていても履修できます。今学期の授業は前回よりもとても忙しく、土日も次の週のことを考えると遊ぶことができません。こんなに勉強したことは今までの人生の中でないというくらい毎日机に向かっています。ただ、友人の話によるとEAPのクラスは先生によって宿題がとっても多い先生と(私のクラスのように)そうでない先生がいるらしく、前回のセメスターよりも暇だと言っている人もいます。(EAPのクラスはその分野によってセクションが5、6個ある。同じ授業でも、時間、場所、曜日が違うセクションがあり、自分で選ぶ事が出来る)そして、授業が始まると、違うセクションに移動するのはとても難しいと聞きました。また履修する段階ではどのセクションをどの先生が担当するのかわかりませんので運にまかせてください。私の先生は宿題がとても多いですが、とても熱心なので、学ぶことがたくさんあります。スペイン語は毎日予習復習をしなければならず、また暗記することも多く、時間がいくらあっても足りません。授業自体はそれほど厳しくないのですが、授業中は予習の復習といった感じで、もう当日学習するページは理解している前提なので、一回手を抜くとすぐにおいていかれます。それは前回聴講していたOjibwe語の授業でしみじみと感じていたので、必死に頑張っています。Ojibwe語は今学期も引き続き聴講をお願いしました。また、私が履修する際に迷っていた、The Anthropology Film という授業の教授がJoe先生のお知り合いということで、聴講をお願いしていただきました。しかし、私が想像していたよりも今学期の授業が忙しく、初めの何回か以降は行っていない状態になってしまっています。どちらの授業もとても興味深いので、行く事が出来るよう努力したいです。 また、先週に部屋を引っ越ししました。前回のルームメイトとは初めは仲良く話をしたりしていたのですが、だんだんと会話の量が減り、ここ何ヶ月かは特別な用事がなければ会話しないような状態でした。そちらの方が楽で、自分の時間がもつことができ良いと思っていたのですが、それでは英語ものびず、楽な方に逃げていると感じ、また、こちらに来た当初から、アメリカ人のルームメイトのもてる部屋に移ろうかと考えていたので、新学期からうつることに決めました。(前回のルームメイトは韓国の子でした)決意した後、まず私は、私の寮、McDonel HallのHousing officeに行きました。アメリカ人のルームメイトがほしい意思を伝えると何人かルームメイトを探している子を紹介してくれます。そして、移る前に会うことができます。この子と住みたい!と思う子がいるまで、できる限り、何人でも紹介してくれるようです。私も、移る前は今のルームメイトになんて言ったらいいのか、そして次のルームメイトとうまくいかなくて、今よりも悪い状況になったらどうしようといったようなことを考え、不安も多くありましたが、移動する前にルームメイト候補と会って話すことができるので、私のように感じた場合は、不安に思わずに、Housing Officeに相談することをお勧めします。とてもやさしく相談にのってくれます。私は今の部屋に移動して、やっとアメリカの留学生活といった感じがします。私が前にいた1階はquiet floorだったらしく、とても静かなことはよかったのですが、フロアーの住人同士の交流が薄かったような気がします。その点、今私がいる階は仲がいいように感じます。ESLにいる留学生にとって、寮はアメリカ人の友人をつくることができる数少ない機会のひとつだと思うので、今の環境の方が自分の為になるであろうと感じています。おそらく、この先にストレスを感じることもあるのでしょうが、それもいい勉強になるうであろうと思います。 明日はバレンタインデーです。前日の今日は金曜日なので、みんなパーティにはしゃいでいます。私の参加している団体、Latino on the moveは、バレンタインに手作りのバラを売りました。(写真)久しぶりの活動だったので、久しく会っていない友人たちに会う事ができて、それだけで楽しかったです。 もう留学生活も折り返しです。気付いたらもう半年もこちらにいるのに、英語がのびているのか心配です。あと残りの半年も周りのみなさんへの感謝を忘れずに頑張っていこうと思いますのでよろしくお願いします。 |
ミシガンの冬
バレンタインのイベントにて |