東京農業大学 「食と農」の博物館 Food and Agriculture Meseum

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東京農業大学の過去・現在・未来

東京高等農学校の初代校長 田中芳男先生の胸像除幕式が行われます。

信濃国飯田(現・長野県飯田市)生まれた田中芳男先生は、我が国初の理学博士である伊藤圭介に蘭学・本草学を学び、1866年(慶応2)幕命によりパリ万博に赴きました。

明治維新を迎えてからは、内国勧業博覧会開催をはじめ駒場農学校(現・東京大学農学部)、博物館、図書館や動植物園の設立を推進したことから「日本の博物館の父」とも呼ばれています。

田中先生は東京農業大学の前身である東京高等農学校の初代校長を務めており、本学との深い縁があります。旧幕臣でもあったことから学祖の榎本武揚との交流を持ち、校長時代には新校舎の建設や農場拡大整備などの事業に取り組みます。そして教材として多くの標本・資料の蒐集に取り組み、殊に田中先生が1904年(明治37)に設置した標本室は、本学「食と農」の博物館の源流ともいえます。こうした田中先生の取り組みは、後の大学としての昇格に繋がりました。

このたび多くの皆様のご協力により、「食と農」の博物館2F展示室「村の古民家」エリアに、田中芳男先生の胸像が設置される運びとなりました。

田中芳男胸像 除幕式

【日 時】2019年3月19日(火)午前13:45~14:15

【会 場】東京農業大学「食と農」の博物館2F展示室

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