東京農業大学 「食と農」の博物館 Food and Agriculture Meseum

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東京農業大学の過去・現在・未来

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

日頃より「食と農」の博物館をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
 
昨年、一昨年とこのコロナ禍において、本館では、事前予約制という形を取らせていただくと共に、検温や手指消毒等、来館者の皆様にはご不便をおかけいたしております。また、予定していた多くのイベントも中止を余儀なくされ、楽しみにしてくださっていた皆様には、残念な思いをさせてしまい、大変申しわけございません。
今後は、新型コロナウイルスの感染状況を注視しつつ、入館方法や各種イベントについても前向きに検討して参りたいと存じますので、本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
 
さて、現在、本館では、東京農業大学創立130周年にちなみ、「学祖群像―豊かさをつなぐ」展を本年9月まで開催中でございます。幕末から明治期にかけて活躍した東京農業大学創設者榎本武揚、初代学長横井時敬、本学前身の東京高等農学校初代学長で日本の博物館の父田中芳男の近代農学に懸けた思いや功績、ゆかりの逸品を展示してございます。4月には展示のリニューアルも予定しておりますので、是非、何度でもご覧いただけましたら幸いに存じます。秋期以降は皆様にさらに楽しんでいただける展示も予定してございます。内容が決定しましたらまたご案内させていただきます。
 
また、本館に隣接するバイオリウムでは、温かな空間とともに、パンダのような愛くるしいクロシロエリマキキツネザル、元気に駆け回るワオキツネザル、のんびり日向ぼっこのケヅメリクガメ等、癒やし系の可愛い動物達と珍しい植物が皆様をお待ちしております。こちらも是非お立ち寄りください。
 
今年は「壬寅(みずのえ・とら)」の年です。成長する年とも言われるそうで、本館も皆様にますます愛されるよう精進して参りたいと存じます。また、「寅」は厄除けや疫病除けの象徴ともされているそうです。今年こそはこの寅にちなんで、コロナ禍を吹き飛ばしたいものですね。
 本年も皆様にとって幸多き年になりますようスタッフ一同祈念しております。
 
「食と農」の博物館 館長 上岡 美保
 

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