科目名 家畜論(緬山羊・馬)  Domestic Animal Science(Sheep,Goat and Horse) 2単位)

TN-40

農学部・畜産学科・1年・後学期・火曜・1時限

キャンパス   厚木

 

担当者氏名   半澤 惠/野村 こう

学習・教育目標

 

馬および緬・山羊は、日本では必ずしも主要家畜ではないが、広く世界に目を転じると多くの地域において極めて身近、かつ不可欠な存在である。馬はその運動能力と乳、肉などの生産物を活用されると共に、その詳細な試料と記録から進化・遺伝育種など生命科学的にも注目される。一方、緬・山羊は、乳、肉、皮、毛や血液、糞に至るまでの全てが手軽に利用できるため、世界的には反芻家畜飼養頭数の約半数を占める重要な家畜である。本講義はそれぞれの用途に関連した観点から馬および緬・山羊について講述し、家畜としての特質を浮き彫りにする。

取り扱う領域(キーワードで記載)

ウマ科学

進化

品種

遺伝

飼育

生産

 

 

 

授業の進行等について(単位制度に基づく授業の進行予定・内容)

 

 

テーマ

内容

授業のねらいまたは
準備しておく事項

1

馬の分類上の位置付

進化と現世馬

 

2

馬の家畜化と用途

家畜化と歩様、用途

配布資料の熟読

3

馬の品種

主要品種

配布資料の熟読

4

馬の血液型と遺伝I

血液型、新生子溶血性黄疸

配布資料の熟読

5

馬の血液型と遺伝II

種間雑種、毛色の遺伝

配布資料の熟読

6

馬の運動と身体構造

筋肉;血液・循環系;身体的特徴

配布資料の熟読

7

馬の飼養管理

飼養・日常管理とハンドリング

配布資料の熟読

8

馬の現在と未来

セラピー、生命科学

配布資料の熟読

9

緬山羊の分類上の位置

家畜種、近縁野生種

 

10

緬羊の品種I

主要品種並びに生産物とその利用

 

11

緬羊の品種II

主要品種並びに生産物とその利用

 

12

山羊の品種I

主要品種並びに生産物とその利用

 

13

山羊の品種II

主要品種並びに生産物とその利用

 

14

緬山羊の現在と未来

飼養の現状と動向、新たな需要

 

15

試験日

 

 

 

 

教科書及び資料(授業前に読んでおくべき本・資料)

   

 

書名/著者/発行所(発行年)

 

 

 

 

授業をより良く理解するのに便利な参考書・資料等

 

 

書名/著者/発行所(発行年)

 

ウマの動物学/近藤誠司/東京大学出版会

 

馬のスポーツ医学/天田明男/アニマル・メディア社

 

この科目を履修する前に単位を修得しておくことが望ましい科目

 

 

 

 

 

学んだことが活用できる領域

 

 

 

 

 

 

 

 

 

評価の方法(レポート・小テスト・定期試験・課題等のウェイト)

 出席率を加味、2/3以上出席者のみ評価

 

その他受講上の注意事項

 配布資料に事前に目を通すこと。

 疑問点を持ち、積極的に質問すること。

 
 khanzawa@nodai.ac.jp