科目名 ハーブの育て方  Herbs and Spices 2単位)  

TN-27

農学部・バイオセラピー学科・2年・前学期・火曜・3時限

キャンパス   厚木

 

担当者氏名   木村 正典

学習・教育目標

 

人と香辛植物との関わりの歴史は古く、調味料、防腐剤、医薬、染色、観賞等に利用されてきた。近年、食生活やライフスタイルの多様化等もあって、香辛植物の需要が増加している。香辛植物論では、まず、香辛植物の意義と範疇、人との関わり等を理解する。次に、分類、形態、生理生態などの植物学的な基礎を学習し、その基礎を応用した栽培方法を植物分類に従って科ごとに修得する。更に、香辛植物の機能や利用法などについて広く学ぶ。特に、ハーブと美容・健康・アロマテラピー・園芸療法、或いは、クラフト、ポプリ、料理、ガーデニング等のハーブの楽しみ方などについては、現在第一線で活躍中のハーブ研究家やアロマテラピストを講師に迎え、実際的で最先端の情報を実践を交えながら修得する。

取り扱う領域(キーワードで記載)

ハーブ

スパイス

香辛植物

植物学

栽培

利用

ハーバルライフ

アロマテラピー

 

授業の進行等について(単位制度に基づく授業の進行予定・内容)

 

 

テーマ

内容

授業のねらいまたは
準備しておく事項

1

ハーブとは

ハーブの特性と歴史

 

2

ハーブの植物学T

分類(ハーブの植物学的分類、学名の読み方)

前回までの授業内容を復習しておく

3

ハーブの植物学U

形態(ハーブの器官学的、組織学的、細胞学的特徴)

前回までの授業内容を復習しておく

4

ハーブの植物学V

生理生態(ハーブの香り・辛み・色素・薬効成分の種類、発現機構)

前回までの授業内容を復習しておく

5

ハーブの植物学W

まとめ

前回までの授業内容を復習しておく

6

ハーブの特徴と育て方T

シソ科のハーブ

前回までの授業内容を復習しておく

7

ハーブの特徴と育て方U

セリ科のハーブとスパイス

前回までの授業内容を復習しておく

8

ハーブの特徴と育て方V

キク科・ユリ科・アブラナ科・その他のハーブ

前回までの授業内容を復習しておく

9

スパイス

スパイスの特性

前回までの授業内容を復習しておく

10

ハーバルライフの楽しみT

ハーブの利用、楽しみ方の入門

前回までの授業内容を復習しておく

11

ハーバルライフの楽しみU

ハーブの利用、楽しみ方に関わる仕事

前回までの授業内容を復習しておく

12

アロマテラピー入門

アロマテラピーの基礎

前回までの授業内容を復習しておく

13

アロマテラピー実践

アロマクラフトの作製

前回までの授業内容を復習しておく

14

日本のハーブ

日本特産ハーブの特性

前回までの授業内容を復習しておく

15

 

 

 

 

 

 

教科書及び資料(授業前に読んでおくべき本・資料)

  

 

書名/著者/発行所(発行年)

 

木村式ラクラク家庭菜園/木村正典/家の光協会

 

 

授業をより良く理解するのに便利な参考書・資料等

  

 

書名/著者/発行所(発行年)

 

Lavender Book/小松美枝子/グラフ社

 

アロマテラピーの教科書/和田文緒/新星出版社

 

この科目を履修する前に単位を修得しておくことが望ましい科目

植物分類・形態学

現代美術

 

 

 

学んだことが活用できる領域

農業

園芸教育・情操教育

園芸普及

ガーデニング

園芸福祉

アロマテラピー

ハーバルライフ

癒し

 

評価の方法(レポート・小テスト・定期試験・課題等のウェイト)

 定期試験(70%)、講義中に課すレポートと出席、授業態度(30%)を総合して評価

 

その他受講上の注意事項

 他の学生の学習を妨害する様な私語や、レポートの盗作を禁ずる。これらに反した場合、未評価となることがある。

 期限を過ぎて提出されたレポートは不利に扱われる。期限内に提出出来ない場合は事前に相談すること。

 講義中に課すレポートによって、授業の理解度を確かめ、評価基準の一つとする。

 授業内容等に疑問や不満のある場合は授業を利用して遠慮なく申し出ること。