科目名 果樹園芸学 Pomology (2単位)  

TN-04

農学部・農学科・2年・前学期・月曜・2時限

キャンパス   厚木

 

担当者氏名   河合 義隆

学習・教育目標

 

果樹園芸学では、果実を生産する永年性作物つまり果樹の生理・生態などの基礎的な内容と栽培様式、技術などの応用的な内容を総括的に紹介し、果樹についての知識や理論を習得させる。また、近年注目されている果実の機能性、食の安全性、環境保全、果樹産業のグローバリゼーション化などについても随時加えて、幅広くかつ専門的な果樹に関連した知見を学習させる。本講義は1年次生対象の園芸学(一)、(二)を受けて、果樹の園芸科学を講義するものであり、果樹専攻の入門的役割を果たすものである。

取り扱う領域(キーワードで記載)

農学

園芸

果樹

果実生産

 

 

 

 

 

授業の進行等について(単位制度に基づく授業の進行予定・内容)

 

 

テーマ

内容

授業のねらいまたは
準備しておく事項

1

果樹園芸の意義

人間にとっての果実、我が国の果樹園芸の特徴

 

2

果樹の原生地と伝播

遺伝子中枢、伝播歴、果樹の地理的分布

前回の授業内容を復習しておくこと

3

果樹の種類と分類

果樹の形態・分類・品種の変遷・資源保存

前回の授業内容を復習しておくこと

4

果樹の育種1

育種方法・果樹のバイオテクノロジー・果樹のバイオナーサリー

前回の授業内容を復習しておくこと

5

果樹の育種2

選抜方法・管内選抜・早期開花法・世代促進

前回の授業内容を復習しておくこと

6

果樹園の成立条件

果樹園の立地・地帯、果樹園の移動、公害

前回の授業内容を復習しておくこと

7

果樹の苗木繁殖と定植

繁殖方法、定植密度、令の形態

前回の授業内容を復習しておくこと

8

果樹の生態1

温度と休眠、光と光合成

前回の授業内容を復習しておくこと

9

果樹の生態2

水分と蒸散、土壌と養分吸収、傾斜地果樹

前回の授業内容を復習しておくこと

10

果樹の栽培1

栽培法の種類、栽培技術の変遷

前回の授業内容を復習しておくこと

11

果樹の栽培2

新しい栽培技術の特徴、評価

前回の授業内容を復習しておくこと

12

果樹の施設栽培

施設環境、施設栽培のメリットとデメリット

前回の授業内容を復習しておくこと

13

果樹の流通販売

果実貿易・国内流通・消費者と生産者・果実規格

前回の授業内容を復習しておくこと

14

熱帯果樹

熱帯果樹の生態・特性と栽培

前回の授業内容を復習しておくこと

15

試験日

授業で講義した中から問題を出題

 

 

 

教科書及び資料(授業前に読んでおくべき本・資料)

  

 

書名/著者/発行所(発行年)

 

 

 

 

授業をより良く理解するのに便利な参考書・資料等

  

 

書名/著者/発行所(発行年)

 

最新果樹園芸学/水谷房雄ら/朝倉書店

 

園芸生理学/山木昭平編/文永堂出版

 

この科目を履修する前に単位を修得しておくことが望ましい科目

園芸学(一)

園芸学(二)

育種学

 

 

学んだことが活用できる領域

農業

農学

園芸

 

 

 

 

 

 

評価の方法(レポート・小テスト・定期試験・課題等のウェイト)

 定期試験の点数に小テストを20%程度加味する

 

その他受講上の注意事項

 

 

 

 
 y3kawai@nodai.ac.jp