ラオス 再訪
※注 この文章は、あくまで筆者(関東)の視点から書かれています。文章で補えない個所もあります、写真をお楽しみください
940×1200で作成しています。
2010年2月9日から2月21日の日程で、2年ぶりにラオスを訪れることになった。今回のメンバーは、准教授の小島さん(ゾウムシ)と
関東(ぞうむし)、M2渡部美佳(チョウとハチ)、M1伴(カメムシ)の4人である。
2月9日
夕方の便だったので搭乗時間まで飲みながら時間をつぶす。
定刻通りに出発。離陸後しばらくは順調であったが、沖縄を通過した辺りで機体がかなり揺れ(とはいえ、ニュース沙
汰になるような気流の乱れではないのだが)美佳ちゃんがしがみついてくる。飛行機の揺れ嫌いは本当だったらしい。
私も久々のフライトだったのでビビる。小島さんも酒が零れないようにガンバっていたらしい。伴先生は、終始居酒屋
タイ航空を満喫していた。←ちょっと飲み過ぎ。
台湾上空にさしかかる。北部地域は、厚い雲に覆われており、宜蘭付近は激しい雷雨だった。南部の高雄付近は良く晴
れていて夜景がとても綺麗だった。
台湾を過ぎて以降、人工的な光は海上を航行する船の明りしか見えず現在地が把握できなかった。中国やベトナムは、
もう少し明るいと思っていたのだが。
位置が把握できないので不安になる。やはり、地に脚が接していないと落ち着かないようだ。
定刻通りにタイのスワンナプーム国際空港へ到着する。相変わらず広い空港の端から端まで歩いて入国審査をうけ、預
け荷物を受け取りに行く。ロッドケースがなかなか出てこなかったので焦るが最後の方でちゃんと出てきた。しかし、
元々難在りだったケースのファスナーはボロボロに砕けているのであった。
ラオス入りは明日になるので空港近くのホテルへ向かう。車へ荷物を運ぶときに運転手の兄ちゃんが私のスーツケースを
派手に倒してくれる。そして「マイペンライ」のひとこと。非常に使い勝手の良い単語だとは思うが、日本人に対しては
使いどころを間違えてはいけないと思う。
15分ほどでホテルに到着。明日のフライトは、お昼近くなので少しゆっくりできそうだ。
妙な気配が耳元辺りからするので、電気を点けると枕元に数匹の昆虫が・・・・・・・。メガネをかけていなかったため
何の虫か判らないまま採集してみると・・・・・・・・トコジラミ!?血を吸ってお腹がパンパンに膨れていた。
東南アジアへは何度か赴いているが初遭遇。・・・・・・・・感動はなかった、むしろ気になってしまいしばらく眠れな
くなる。翌朝、みなに報告するが出現したのは私の部屋だけだったらしい。
このような部屋でも奴らはいる
就寝から3時間後、事件は起きた。
ラオスでは、乾季にもかかわらず一週間ほど前に大雨があったとのこと。言われてみれば、バンコクに到着してから
ここへ来るまで雲が多い印象を受けた。普段の乾季ではありえない光景のようだ。しかし、森に水分が多ければ昆虫も
たくさん採れるのではないだろうかとこの時は期待に胸を膨らますのであった。
今にも降り出しそうな空