東京農業大学

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学科がよくわかるプログラム

模擬講義

世田谷キャンパス及びオホーツクキャンパスの各学科の先生たちが、通常90分の講義を45分で再現します。

資源利用
オホーツクの農業と土壌
生物生産学科 中丸 康夫 講師 12:00〜12:45
北海道オホーツク地域は、ひそかに国内最大の畑作地帯です。小麦、てんさい、馬鈴薯などが、圧倒的規模で効率的に生産されています。この生産力は、地域の豊かな土壌に依存していますが、そのために大きな問題があります。土の種類によって生産力が偏るということ、また農業によって土壌が劣化していくという問題です。日本の食料自給率を向上し、世界最強の農業を実現するために、この問題に正面から取り組んでいるという地道な研究を紹介します。
微生物とその応用を学ぶ−食品製造からバイオ燃料まで−
食品科学科 中川 純一 教授 13:00〜13:45
この世に微生物がいなかったら、地球はすぐにゴミだらけになってしまいます。なんでも消化してしまう微生物、高度な化学反応も簡単にこなしてしまう微生物、その力を使えば、おいしい食品を作ることも、バイオ燃料の製造も、環境にやさしい方法で可能になります。そんな特殊能力をもった微生物をどうやって探して、どのように利用するのかを考えます。微生物は地球の未来を救う救世主なのかもしれません!
未利用資源を利用した飲料・食品の開発
醸造学科 穂坂 賢 准教授 14:00〜14:45
資源の有効利用を考えた時、農業生産物や食品生産物のゴミとして処理されているものの中には、未だ多くの資源があると思われます。エネルギーに利用できるもの、健康食品に利用できるもの、このようなことを考えると、利用の仕方によっては、有効な物になります。また利用の仕方によっては地域振興にも取り組めることもあります。そこで未利用資源を有効に活用し、飲料や食品への利用開発について、研究事例を挙げ話しをします。
南の島の生活−「豊かさ」と「貧しさ」−
国際農業開発学科 杉原 たまえ 准教授 15:00〜15:45
豊かな南の島の生活。国内は南西諸島を、海外はポリネシアの島々を事例に、人々が限りある資源をどのように利用してきたのか、その生活の叡智をご紹介します。そして、かれらの生活を通して、私たちが学ぶべき「豊かさ」と「貧しさ」について一緒に考えたいと思います。。



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