東京農業大学

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学科がよくわかるプログラム

模擬講義

世田谷キャンパス及びオホーツクキャンパスの各学科の先生たちが、通常90分の講義を45分で再現します。

健康
メタボリックシンドローム 栄養士のチャレンジ
栄養学科 君羅 満 准教授 11:00〜11:45
メタボリックシンドローム、生活習慣病などの言葉はよく耳にしますが、中高年の病気、若い世代には無縁のことと思っていませんか。健康的で楽しい人生を創造するために生活習慣病の正体、予防などを考えてみませんか。生活習慣病の大きな誘引となっている肥満の予防、ダイエットには食事と運動がポイントとされ、食生活をとおして健康づくりに貢献する栄養士の仕事に大きな期待が寄せられています。健康づくりサポーターとしての「栄養士」は、短期大学の2年間で得られる国家資格です。栄養士養成の授業「生活習慣病の現状と予防対策」をちょっと覗いてみませんか?
農薬の役割と毒性−食品の安全性を考える−
生物応用化学科 宮本 徹 教授 13:00〜13:45
農薬は農業生産に用いる薬という科学資材です。虫や菌を殺し雑草を枯らすための化学物質だから当然ながら毒性をもち、これを発現する薬量を与えればいずれも毒物となります。医者が薬を処方するように、農薬も使用基準なる処方箋に従い使ってこそ薬として働くのです。中国の冷凍ギョウザ事件での殺虫剤メタミドホス、先頃問題になった土壌くん蒸剤クロルピクリンは、農薬として使用されたのではなく、人に損傷を与えるため悪用されたものです。これで直ちに農薬は怖いと考えるのは科学的には正しくありません。本講義では、農薬が何故「薬」になり得るのか、どのように「安全性の確保」がなされているのかを解説します。



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