学科がよくわかるプログラム
世田谷キャンパス及びオホーツクキャンパスの各学科の先生たちが、通常90分の講義を45分で再現します。
環境 |
「篤姫」を200%楽しもう!−造園的視点から魅力を探る− |
造園科学科 |
服部 勉 准教授 |
11:00〜11:45 |
幕末の激動期に生きた天璋院篤姫。波瀾万丈の人生は、勇気と決断、そして責任ある行動が新しい日本の国づくりに大きく貢献しました。さて、篤姫の人生の舞台ともなった鹿児島、京、江戸は正に「庭園文化」の中心。島津家別邸・礒庭園、知覧の武家屋敷、京都には御所や離宮、また江戸には三百諸侯の大名屋敷に広大な庭園が造られていました。篤姫の人間模様に係わった地域・人物・文化からあなたも篤姫の魅力を探ってみませんか?! |
|
地球環境時代の都市と緑、田園との共生−環境緑地学への誘い− |
環境緑地学科 |
入江 彰昭 講師 |
12:00〜12:45 |
地球環境の人口は66億人に達し、2050年には91億人になって、そのほとんどが都市に集中することが予想されています。一方日本では、今なお都市の過密と農村の過疎の問題を抱え、都市ではヒートアイランドの問題が顕著となっており、農村では耕作放棄、山林荒廃による里山の景観、生き物環境の喪失が問題となってきております。これらの問題解決に向けて、緑と共に生きて、環境共生を志す環境緑地学科の教員、学生たちの行動、技、知恵、汗を紹介します。 |
|
乾燥地の水利用の現状と国際協力 |
生産環境工学科 |
渡邉 文雄 教授 |
14:00〜14:45 |
水資源の乏しい乾燥地や半乾燥地で暮らす発展途上国の人々の生活を紹介しながら、そこで発生しているさまざまな水と農業に関連した環境問題について説明します。また、その問題を解決するための緑化、農業生産、環境修復の技術を紹介します。最後に、発展途上国における持続性のある農業生産のための技術協力の必要性を日本の食の安全保障の視点から議論します。 |
|
温暖化防止に貢献する森林と木材の利用 |
森林総合科学科 |
佐藤 明 教授 |
15:00〜15:45 |
地球温暖化が始まっています。それには二酸化炭素など温室効果ガスの濃度の高まりが関与することから、温暖化防止には、排出ガスの抑制は勿論のこと、今あるガス濃度の低減対策がのぞまれています。森林は生きるための営みとして二酸化炭素を吸収、固定しており、まさに温暖化防止にうってつけといえます。そこで、ここでは森林と木材の利用における温暖化防止策としての役割と京都議定書における森林吸収源の取り組みを中心にお話します。 |
|
|