熱帯作物学研究室
Laboratory of Tropical Crop Science
熱帯地域における持続的作物生産を目指して
当研究室では、熱帯・亜熱帯地域になじむ持続可能な作物生産技術の開発やこれらの地域の有用植物資源の収集・評価および保全に関する研究を行っています。
3つの研究分野
- 熱帯作物の品種改良
- 熱帯作物の栽培技術の改善
- 熱帯地域の植物資源の収集・評価および新規利用方法の開発
主な研究対象
研究内容
『ミャンマーの在来植物資源の多様性解明』
在来植物資源の種類が多いミャンマーでは、農業の近代化により、貴重な植物が失われつつあります。本研究室では、ミャンマーの在来植物資源の保全、新規利用方法の開発を目指した研究を行なっています。
画像:ミャンマーの市場に並ぶ野菜たち
『ヤムイモも窒素固定を行うのか?』
ヤムイモの一種であるダイジョは、窒素肥料を与えなくても良く育つことが明らかにされました。そこで、ダイジョもマメ科植物のように窒素固定細菌と共生し、窒素固定を行うのかについて研究しています。
画像:ヤムイモから発見された窒素固定細菌
『ラッカセイの乾燥耐性メカニズムの解明』
子実乾物重の約50%の脂質と30%のタンパク質を含むラッカセイは熱帯地域の重要な作物です。地球温暖化などによりこれらの地域における水不足が深刻な問題となっており、ラッカセイの安定的な生産が困難になりつつあります。当研究室ではラッカセイの耐乾性強化を目指して、研究をおこなっています。
画像:ラッカセイの耐乾性の評価試験
研究室活動
学外活動
- 農業実習(北軽井沢)
- 国外農業実習 (タイ、スリランカ)
その他
- ゼミ、昼食会
- 研修旅行
- 文化学術展(収穫祭)
- 模擬店(収穫祭)
研究現場
~ 様々な研究施設 ~