東京農業大学

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開発途上国の発展と地球規模の保全を担うパイオニア

著作紹介「農村経済と伝統儀礼~サモアにおける生活維持システムの研究~」飯森文平助教

2019年2月18日

【基本情報】
飯森文平(2018)『農村経済と伝統儀礼 サモアにおける生活維持システムの研究』
農林統計出版 200P 2,600円+税
ISBN978-4-89732-382-4

【内容紹介】
南太平洋に位置する小島嶼国家であるサモアは、狭小性・遠隔性・環海性といったいわゆる島嶼性を背景に、持続的な経済発展が困難な状況に置かれてきました。

その一方で、村落社会に目を向けてみると、固有の価値観、制度、慣習などによってある種の「豊かさ」をもつ生活基盤が形成されています。
本書では、そうしたサモア固有の「豊か」な生活基盤が、経済のグローバル化が深化していく中でどのように形成、維持されているのかについて、農村経済の実態と儀礼の実践に着目し描き出すことを試みています。

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