東京農業大学

メニュー

井形・畑中ゼミ

生産・流通・販売のすべてを実習形式で丸ごと体験

北海道における大規模農業体験「矢尾ファーム実習」

毎年、2年生の約40名が北海道各地の農家の元に滞在し、体験型の実地研修を行っています。いわゆる「ファームスティ」形式で、1~2週間、農家と生活をともにします。 この体験により、農村や農家の実態を知るとともに、生産・加工・流通の仕組みや、作物を育てるときに農家が行なっている工夫などを理解することができます。

igata01.jpg

igata02.jpg

北海道実習の中でも、最も多くの学生がお世話になっているのが「矢尾ファーム実習」です。矢尾ファームは北海道・岩見沢市に位置し、現経営者は東京農大の卒業生(写真左の中央)。そして何とそのご子息は我々国際バイオビジネス学科の卒業生(写真右)です。

igata03.jpg

igata04.jpg

学生たちは、研修の中で、農業経営の難しさと面白さ、農業経営における家族の重要さ、農産物加工・流通の果たしている役割、地域を支える様々な人々と出会い、労働のあとの食事や睡眠のありがたさ、自然の豊かさ等々を実感していきます。とにかく北海道の農地は広大です!

農産品の流通現場を体感「大田市場見学」

夏のファームスティを終えた後は、東京の巨大市場の、1つ、大田市場を見学します。ここでは、実際に学生が収穫した農産品がどのように集められ、またどのように各地のスーパーまで運ばれていくのかを学習することができます。毎朝、驚くほどの量の農産品が取引されているのを間近で見ることができます。

igata05.jpg

igata06.jpg

自らが収穫した作物の販売体験「サミット実習」

この体験プログラムの最後が、関東を中心に展開している大手スーパー「サミット」での販売体験です。実際の店舗の中に特設ブースを設け、東京農大ののぼりを立て、はっぴを着た学生たちが試食を提供しながら販売します。ここで販売するのはなんと夏にファームスティした矢尾ファームで収穫されたじゃがいもです。自分たちが栽培や収穫に携わったじゃがいもだけに、販売にも力が入ります。

igata07.jpg

igata08.jpg

このように、この一連の体験プログラムでは、生産から流通、販売まで、すべてを実習形式で丸ごと体験できます。

井形・畑中ゼミ紹介

研究分野:会計学

研究テーマ:バイオビジネスの管理会計
研究内容:主に農業経営を対象として、会計管理の実態と問題点を明らかにするとともに、経営改善やコスト管理に役立つ管理会計手法の開発やそれらの適用に関する研究を行う。さらに、管理会計による総合的な意思決定支援システムの確立を目指す。

国際バイオビジネス学科の研究室プロジェクト紹介一覧に戻る 

ページの先頭へ

受験生の方