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学生が挑む!研究紹介

研究室活動に憧れて入学早々から研究室に所属コケを用いた研究で作物の収量を上げるヒントを探索

2016年2月23日

平成27年3月卒 植物資源利用学研究室 応用生物科学部 バイオサイエンス学科編入学 向悠衣

研究室活動に憧れて入学早々から研究室に所属 コケを用いた研究で作物の収量を上げるヒントを探索向 悠衣自分の専門領域は入学後の学びから見つけたい  「生産」をキーワードに生物について学んでみたかった私は、東京農大に早くから注目していました。なかでも生物生産技術学科は、動植物を幅広く学び、また農業実習も豊富なことがわかりました。都心にありながら緑が多いキャンパスもとても魅力的だったので、生物生産技術学科に入学し幅広い学びのなかから自分の専門分野を絞っていきたいと考え受験しました。専門実習で農業の各分野の技術を全般的に習得  1年次の前期は生物学や化学などの基礎的な座学の講義が多く、後期からは分子遺伝学や動物育種・繁殖学などの専門科目を選択しました。専門実習(一)は入学直後から2週間に一度、まる1日かけておこない、作物、野菜、果樹、花卉から家畜動物までの技術を幅広く学びました。農学実験も1年を通しておこなわれ、幅広いジャンルの実験技術を一つ一つ習得していきました。2年次の専門実習(二)は所属研究室のテーマに沿った分野が中心となり、私は植物の生態に関する実習に重点をおきました。卒業後はバイオサイエンス学科に編入学  植物に興味があった私は、できるだけ早く研究室活動をしたくて、入学早々から植物資源利用学研究室に入室しました。当初は先輩の研究のお手伝いを通じて、基礎的な実験技法を指導してもらいました。そして1年次の11月には卒業研究のテーマを絞り込み、私は「有害金属アルミニウムに対する植物の防御機構の解明とその進化」という研究に取り組みました。  アルミニウムは酸性条件になると有害な形に変化して植物の成長を阻害します。そのアルミニウムに対して植物はどのように進化し耐性を獲得してきたのかをヒメツリガネゴケを使用して調べていきました。植物である農作物の収量を上げるためのヒントを探すのが研究の目的でした。  私は入学時から4年制学科への編入学を考えていました。2年次途中に志願し、無事応用生物科学部のバイオサイエンス学科への編入学試験に合格することができました。短大部では植物に絞った研究が中心になりましたが、編入後はバイオサイエンスの遺伝子工学という視点から、植物にかぎらずさまざまな生物の生命機能について深く学んでいきたいと考えています。

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