東京農業大学

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学生が挑む!研究紹介

部活と研究室活動の両立をめざした4年間食と農への取り組みをライフワークに

2015年1月23日

平成26年3月卒 フードビジネス研究室 学校法人東京農業大学職員 油井彩夏

部活と研究室活動の両立をめざした4年間 食と農への取り組みをライフワークに油井彩夏高校の先輩のアドバイスをきっかけに  食品について学びたいと考えていた私は、東京農大に進学した高校の先輩から、大学での勉強や生活に関する話をくわしく聞きました。先輩のアドバイスをもとに東京農大の各学科について調べてみると、なかでも食料環境経済学科は、世界の食料問題や食料事情、環境問題などについて幅広く学ぶことができ、さらに実際に農業に携わることができる体験型授業も豊富なことがわかりました。そこで、食に対する国際的な知識を身につけようと、この学科の受験を選択しました。 2回のフィールド研修で内外の農業を体験  農業を生産者の立場から考える授業が多く、1年次から食に対する新たな視点が身につきました。とくに2年次夏休みのフィールド研修では、長野県の民宿を営む農家さんに1週間泊り込み、白菜やキャベツなど作物の収穫や民宿運営の補助などを体験。天候に大きく左右される農作業の現実や、生産者の高齢化による課題を知るきっかけになりました。3年次のフィールドスタディーでは、米国サンフランシスコ近郊の大規模農場やワイナリーを視察し、国によって生産への考え方が異なる実例にふれました。 学生の共同研究を学会で発表  研究室は必修ではありませんが2年次から所属しました。3年次に「買い負け現象下における大手水産物商社の企業行動に関する考察」に取り組み、何度も討論を重ね報告書を作成。収穫祭や学会で発表する機会に恵まれました。卒業研究は「少子高齢化に伴う地方経済の衰退と今後の対応策に関する一考察」をテーマに選択。経済的な視点から現代の社会問題に切り込む論文をまとめました。部活と研究室活動のかたわら、1年次に食農検定3級、2年次に食生活アドバイザー3級の資格を取得。食と農への取り組みは今後も継続していくつもりです。卒業後は学校法人東京農業大学の職員になりました。いずれは受験生と大学の架け橋となる仕事がしたいと考えています。

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