東京農業大学

メニュー

学生が挑む!研究紹介

自分が何に興味があり、何がやりたいのか4年間で必ず見つけることができる学科です

2015年1月22日

平成25年3月卒 食料資源理化学研究室 東京都中央区役所勤務 米川豊

自分が何に興味があり、何がやりたいのか4年間で必ず見つけることができる学科です米川 豊生物Ⅱの面白さに惹かれて  高校2年生までは学校の教員になりたいという気持ちがずっとありましたが、高校3年生のときに理科のなかでもとくに生物Ⅱの面白さに魅了されて、大学で生物学に関連した専門分野を勉強したいという気持ちの方が強くなり、10月になって進路を変更しました。東京農大は受験科目の幅も広く、センター利用入試と一般入試で合格することができました。6分野を一通り学んで目標をみつける楽しさ  入学してみると、歴史ある大学だけに講義棟も重厚感があるイメージをもちましたが、アリーナやPC室などはとてもきれいで、申請すれば自由に使用できるジムもあり、設備は充実していると思いました。現在は講義棟も新しく建て直され、今後は図書館も新しく生まれ変わるので、キャンパスはますます快適な空間になるでしょう。  印象に残っているのは、個性的で面白い先生が多いことです。東京農大出身の先生も多く、先生のプロフィールに学生が興味をもつという点も、師弟間の距離が近いといわれる東京農大の面白い学風です。  また在学生たちの間では、東京農大のなかでもこの学科の講義内容は特に難しいといわれていましたが、1・2年次に土壌、植物、微生物、食品、有機化学、生物化学など6つの研究室に関連する専門領域を一通り幅広く学べるので、自分の知識が広がっていくのを自覚することができます。ですから、なんとなく生物や化学に興味があるけれど、具体的に将来何がしたいかわからないという人でも、4年間のなかで自分が何に興味があるのか、どの分野が向いているのか、必ず見つけることができると思います。  また、東京農大の名物行事ともいえる収穫祭には多くの学生が参加し、学外からの来場者もあふれるほどでとても盛り上がります。サークルや部活などで出店する側の学生も大いに楽しめる行事です。 生活に一番身近な食品を学びたい  食料資源理化学研究室は、どうしたらよりおいしいご飯が炊けるのか、どの様にパンが膨らむのか、安全に食生活を楽しめるかなどをテーマにする研究室でした。遺伝子や微生物にも興味がありましたが、講義を受けるうちに、生活に一番身近な食品への興味が強くなり、この研究室を選びました。  卒業研究では、お米から作られた飲料に含まれるピロリ菌の殺菌物質の特定をめざす研究をしました。食品だけでなく微生物の知識も深めたい、食品から安全性も求めていきたいという理由でこのテーマを選択。胃がんや胃潰瘍の原因菌とされるピロリ菌を扱うので日々緊張感がありました。毎日の研究で、失敗したり行き詰まったりすることはありますが、花見やBBQ、研修旅行など行事も多く、先生方や大学院生とも、後輩たちとも、全体が仲良くなれる場所でした。  卒業した現在は、公務員の衛生監視員として、飲食店や美容院、入浴施設などの環境衛生・食品衛生を守っていく職務に就きました。食中毒などの集団感染が起きない地域づくりのために、衛生監視と正しい知識の普及に取り組んでいきたいと思います。

checktheweb_0061_img_02.jpg

checktheweb_0061_img_03.jpg

checktheweb_0061_img_04.jpg

checktheweb_0061_img_05.jpg

checktheweb_0061_img_06.jpg

ページの先頭へ

受験生の方