范 為仁 准教授
−北東アジア農業の共生の道を求めて−
冷戦が終結して経済の発展は世界の最重要な課題になった。現在の世界経済の情勢はグローバル化の波が世界を席巻したと同時に地域協力の動きも盛んになっていると言えよう。しかし、歴史の怨念や体制などの違いがある一方、農業などの死活問題も浮上してきた北東アジアにおける地域協力は他の地域と比べて明らかに遅れているのが現状である。北東アジアには農業の共生の道はないのか。本研究室は農業経済学の手法を通じて農業分野からこの問題に取り組んでいく。なお、当研究室は農業経営・技術情報を収集し分析する能力の養成を基本目標とする。 |