東京農業大学ISO14001 関連学生環境団体いそべや(ISOの部屋)
2010年度キャンパス見学会企画書

 

企画担当者

生産環境工学科 3年 沼田剛志 生物応用科学科 3年 宮崎樹 造園科学科 3年 塩谷理可
食料環境経済学科 3年 中村朋子 バイオビジネス学科 1年 野刈俊幸 醸造科学科 1年 神山直紀

 

1、企画背景

世田谷キャンパスの見学会(通称OC 以下この企画書ではOCと表記する)は「学科についてよくわかるプログラム・大学についてよくわかるプログラム・受験のためのプログラム」という三部構成になっており、その中の「大学についてよくわかるプログラム」に『東京農業大学ISO14001関連学生環境団体ISOの部屋(いそべや)』は位置しています。私達いそべやは東京農業大学が掲げている『実学主義』を基に活動を行っている学生の代表として、毎年入試センターからキャンパス見学会での出店を依頼されています。
次に私、沼田剛志からこの企画に対する思いについて説明します。
今までのいそべやが主体となって行なってきたキャンパス見学会では、高校生に「今すぐ環境活動をしよう」という意識を持ってもらおう、という考えが強かったと思います。 しかし、OCに来た直後は環境に対する意識が強いが、受験や大学選び等で環境に対する意識は徐々に薄れていってしまう傾向が高いです。
そこで今回は少し先の未来に視点をおいたらどうだろうと考えました。
少し先の未来に視点をおく、ということは、OCに来た高校生が帰る頃には「大学生になったらこんな環境活動をしよう」とか「環境活動を行ってるサークルに入ってこんなことをしてみたい」など大学生になってからある程度やりたいことのビジョンを持って帰ってもらいたい、という事です。 そのようにビジョンを持ってもらうために、環境に対して「気づき」「考え」「行動する」ことができる環境学生の事を知ってもらいます。
そうして環境学生の事を知ってもらって、ある程度のビジョンを持ってもらえれば、大学に入るのが楽しみになり、大学の活動可能範囲の広さなどを知ってもらえるからです。

 

2、企画目的

「環境学生の紹介と対話」
環境学生の紹介をして環境学生の事を理解してもらい、それを参考にOCに来た高校生が、大学生になってからどんな環境活動をしようかある程度のビジョンを持てるようになってもらうこと。

 

3、企画目標

ステップ(1) 現時点での高校生の環境に対する意識を把握する

ステップ(2) 環境学生を知ってもらう

ステップ(3) 環境学生の活動を元に、自分が大学生になってからやりたい環境活動を考えてもらう

今年は天候が悪く、中止になってしまった回もあったのですが、1日目15人、3日目4人、合計19人(中学生)の方々とごみを拾うことができました。

 

4、企画の主な対象

世田谷キャンパス見学会の来場者(高校生主体)

 

5、日時

平成21年8月7日(土)、8日(日)

 

6、場所

東京農業大学 世田谷キャンパスの1号館の教室(今後、入試センターの担当者との打ち合わせにて決定)

 

7、企画メンバー

1 沼田剛志 企画者、日程調整
2 宮崎 樹 日程調整補佐
3 塩谷理可 データ管理
4 中村朋子 会計
5 野刈俊幸 副企画者
6 神山直紀 ML管理

 

8、活動概要

まず高校生との交流をしやすくするために高校生の現状を把握する。そのため環境に対する意識をアンケートで調査する。 次に環境学生の例としていそべやと環境対策委員会(通称環対 以下この企画書では環対と表記する)の活動紹介をした後、具体的に大学生になったらどんなことをしたいか、どんな環境活動をしたいか、というビジョンを明確に持ってもらうために高校生と対話をする。

 

9、企画の肝

1)「環境活動」という広い視野において、この企画の位置づけは? 大学生の環境活動の一例を知ってもらい、高校生の環境に対しての意識を高め、未来の環境学生と言えるような存在を作る。

2)企画チームの想い 多くの高校生に未来の環境学生になってもらいたい。そのためにいそべやと環対の活動を知ってもらい、高校生がそれを参考にし、環境学生として自分自身のビジョンを持てるような紹介をしたい。

3)どうしたらより多くの参加者に受け入れられやすいか? まず環境学生の事を知ってもらう必要があるので、環境学生の一例と言えるいそべやと環対が理解しやすいようなパネルやムービーを展示する。他に対話を行う時に高校生が少し先の未来をイメージしやすいように話題を振っていく。

4)この企画で、いそべやメンバーに一番押したいところ 環境学生の紹介だけでなく対話を行うことで高校生を熱くさせることで意識の向上が期待できるため、未来の環境学生を育てられるところ。 対話をすることで高校生の意識調査と交流の両方ができる。