特別講義Eコースのエコツアーが5月31日（土）〜6月1日（日）に長野県小海町にて開催され、受講生21人が参加しました。

今回のエコツアーは「食」をテーマとしました。農大のOBである「食」に携わる仕事をなさっている方、NPOで活動して農山村に青年を派遣されている方、地元小海町の栄養士の方を講師としてお招きし、食に関する世界的な動向や、地元である小海町の問題、そして農村での生活についてと様々な内容のお話を聴くことができました。参加した受講生は興味深いお話に真剣に耳を傾け、積極的に質問が出ていました。

夕方には小海町産の食材を使い、現地ボランティアの方々に教わりながらエコクッキングに挑戦しました。4つのグループに分かれ、東京ではあまり目にすることができない山うど、エゴマなどの食材の扱い方など、受講生は積極的にお手伝いをして料理法を学んでいました。そして、ボランティアの方々と共に完成した料理を食べて交流をしました。

1日目はあいにくの雨でしたが2日目は晴れて、宿泊施設の周りを散策しました。気持ちが良い空気と景色に感動しました。

最後に行ったワークショップではグループ内で2日間で得たことを1人ずつ挙げていき、その内容を他の人に伝えるというテーマで、誰に何を伝えるのかをグループで考え発表しました。友だちに伝えるグループ、家族に伝えるグループ、農大生に伝えるグループと各グループで伝える対象や内容が違い、多様性があって良かったです。

小海町は自然が豊かで食べ物がおいしく、とてもステキな町でした。東京では味わえない有意義な時間を過すことができました。