東京農業大学ISO14001 関連学生環境団体いそべや(ISOの部屋)
伊久美実習!!

伊久美地区は、過疎化、高齢化、少子化など、流行の問題をたくさん抱えた限界集落です。ISFは、そんな伊久美地区に元気を取り戻すため、一社一村運動に取り組んでいます。

【目   的】 静岡県の伊久美で、茶摘みや、観光施設などの実習をし、地域の方々と交流を通して、農業や村起こし、現地の状況について学ぶ。
【期   間】 2008年5月3日(土)〜5日(月)(二泊三日)
【場   所】 静岡県島田伊久美
【参 加 者】 19人(ISF:14人、いそべや:4人、環対:1人)
【活動概要】 茶摘み、茶工場、ヤマメ釣堀、農産物加工施設のお手伝い

集合写真


昼食風景

行った感想としては…
行かなかった人、あなた損してますよ!!!!というくらい楽しかったです。
1回行ったら絶対また行きたくなる場所。


夕飯は伊久美の方からゴーヤの佃煮と畑に生えていたクレソンいただきました!!思いつきで、湯がいたクレソンを味噌汁に入れたら意外とおいしいことが判明!


1、2日目は農産物加工施設のお手伝いをしました。食器・調理器具の洗浄や、ほう葉もち(柏もちみたいなもの)作りをしました。
農産物加工施設のみなさんは、笑顔でおいしいパンや味噌を作っていました。


帆苅茶摘み

茶畑では、おじさんとおばさんが一生懸命お茶を作っていました。お手伝いの後、おばさんの作ってくれたお弁当が最高においしかったです。


テレビもないし、たまに電波もありません。でも山とか川とか、鳥の声とか綺麗な星空があるんです。
伊久美は限界集落だそうです。それでもみなさん笑顔で生活しています。


お茶摘みの時に思いました。
ご夫婦でやってらっしゃるこの茶畑。こんなに急な斜面でお茶を作っています。土地に慣れているとはいえ、私にとっても辛い坂道は大変でしょう。そうやって作られたお茶、本当においしいんだよ。ちゃんとたくさんの人に飲んでもらっているよね?

伊久美のお茶だけではなく、きっと他の地域でも頑張っている農家さんがいらっしゃいます。

私達の消費活動って、生産している方々の応援になると思います。私達はもっと生産の現場を知って、正しい判断をしていかなきゃいけないんだと思いました。


今回お世話になった伊久美の方に「東京に戻っても、何かの機会に伊久美のことを思い出してください」と言われました。
いつでも思いを馳せますよ、忘れられませんよ、こんなに素敵な所と素敵な人達。絶対、また来ますから。

だからみなさん、その時までお元気で!


明日も伊久美のみなさんが元気で1日を過ごすことを心から願います。