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ニュースリリース

【訂正】6月12日(火)生物的防除部会 平成30年度 第1回講演会開催

2018年5月9日

教育・学術

下記のとおり生物的防除部会 平成30年度第1回講演会を開催いたします。
「果樹園のハダニ類の密度抑制に土着カブリダニを利用する防除体系確立の取り組み」や『桜の名所の存続に影響を与えると注目されている話題の新規害虫である「クビアカツヤカミキリ」関する知見、防除対策』など話題性のある講演を予定しています。
関心の高い方々に是非ご参加いただきたくご案内申し上げます。

日 時 : 平成30年6月12日(火) 午後3時00分~5時00分
場 所 : 東京農業大学 1号館 4階 433教室

講演会 :

演題1 「土着カブリダニ類を生かしたモモとナシのハダニ類管理」
福島県農業総合センター果樹研究所 荒川 昭弘 氏
< 講演要旨 >
近年 土着天敵の利用研究が活発である。果樹分野では土着カブリダニ類の保護利用が検討されている。私たちは、落葉果樹のモモやナシのハダニ類を低密度に抑える ために、土着のカブリダニ類を保護する試みを続けている。モモではカブリダニ類に影響が少ない選択性殺虫剤を主体に防除体系を組み、保護できることを示し た。さらにアップルミントに注目してその機能を調べている。ナシでも殺虫剤散布を極力減らした虫害防除技術の実証研究を行い、選択性殺虫剤のみで防除する 体系と下草管理を組み合わせることで殺ダニ剤ゼロを目指している。現地での防除の現状とともにその経緯を紹介する。

演題2 「徳島県内モモ産地におけるクビアカツヤカミキリの被害拡大の状況と
その対策について」
徳島県立農林水産総合技術支援センター 中野 昭雄 氏
< 講演要旨 >
徳島県内には、北東部の阿讃山麓一帯を中心にモモが約44ha栽培されている。クビアカツヤカミキリの被害は、このような地域の板野町内、主に2地区で 2015年7月に確認された。しかし、既発生の他都府県とは異なり、その当初からモモ樹に対する被害が著しく、2年後(2017年)には西隣の上板町にま で拡大した。両町内のモモ園は団地化されておらず、水田や住宅地と、上板町内ではカキ園と混在しており、そのような状況下でも網羅的に被害は確認された。
本種を防除するため、農薬登録拡大試験の実施やフェロモン剤の有効性の検証を進める一方、樹体のネット被覆や人海戦術による成虫の捕獲活動を行ってきた。
講演では、これら試行した防除対策の成果や失敗事例を紹介するとともに、今後試行する防除技術の展望と撲滅に向けた課題等を併せて議論する。

聴講料 : 2000円(但し、総研研究会会員 生物的防除部会会員・学生・農大教職員は無料)

なお、講演会終了後、講演者らを囲んでの情報交換会(参加費3000円)を予定しています。
ぜひご参加ください。

講演会への参加申し込み・お問い合わせは
生物的防除部会会長 根本 久 nemoto.biocont@gmail.com までお願い致します。

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