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ニュースリリース

5月17日(水)「聞く力、つなぐ力」刊行記念シンポジウム(日本農業普及学会・東京農業大学)開催

2017年5月16日

教育・学術

東日本大震災から6年が経過し、復興は「加速化」されている。農業現場の復旧・復興もその例外ではない。しかしそこには、農業現場に踏みとどまる農家とそれに寄り添う人々の苦闘の日々があるが、現場から離れて暮らす私たちにはそれがなかなか見えてこない。
被災地の農業現場で活動する普及指導員からの聞き書きをもとに編集刊行した「聞く力、つなぐ力」を目的の拠りどころにしながら、普及が農業・農村の復興に果たす役割を再確認するとともに、 私たちの日々を顧みる機会としたい。

共催 日本農業普及学会/東京農業大学
協賛 一般社団法人農山漁村文化協会
株式会社農文協プロダクション、一般社団法人農業者ネットワーク、東京農業大学総合研究所研究会
日時 5月17日(水)16:20~19:50(開場16:00)
場所 東京農業大学世田谷キャンパス1号館112教室
参加費 無料
参加申込み
日本農業普及学会ホームページからお申し込みください。
http://www.jadea.jp/gakkai/sub04_1.htm

開催スケジュールおよび内容
第1部 16:20~17:50
(内 容)対談 山下祐介×宇根豊(司会進行:岩元明久)
(テーマ)「農業現場に寄り添いつづける」とは
(主 旨)農家の技術・経営支援を目的として、農業の現場に配置される普及指導員たち。彼ら・彼女らは、3.11東日本大震災に自ら被災しつつも、農業・農村の復旧と復興のために活動を続けている。その活動は、農家の話を「聞く」ことから始まり、普及による支援を続けながら関係者たちをつないでいる。東日本大震災に遭遇した普及指導員たちの経験を手がかりに、「農業」そして「現場」に寄り添い続けるとは何かについて考える。
(講演者紹介)
山下祐介 首都大学東京准教授
宇根 豊 農と自然の研究所代表
岩元明久 日本農業普及学会副会長
第2部 18:20~19:50
(内容・テーマ)報告「東日本大震災被災地の農業復興はいま」
(主旨)震災発生から6年が経過した。被災地では復興が進んでいる。農業の現場も例外ではない。農業・農村のあり様は大きく変貌しつつある。研究者、普及指導員、ジャーナリストにより、被災地の農業復興のいまを語り合う。
(講演者)  山下祐介、古川勉、行友弥(司会進行:宇根豊)
(講演者紹介)
古川 勉 元岩手県大船渡農業改良普及センター所長
行友 弥 農林中金総合研究所特任研究員

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