東京農業大学

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ニュースリリース

本学JICA草の根事業を中心としたカンボジアでの取組みが国連大学から表彰されました

2016年5月19日

教育・学術



 東京農業大学は、国連大学が指定する「ESDを推進するための地域の拠点」であるRCE Greater Phnom Penh(RCE GPP)の創設メンバーおよび外部アドバイザーとして、カンボジア王国において持続可能な農村開発を支援しています。特にコンポンチャム州においては、持続可能な農業生産基盤の構築に向けた「JICA草の根事業」を2011年4月から2016年3月まで活動を展開してきました。
 これまで東京農業大学が実施してきたJICA草の根事業を中心としたRCE GPPの取り組みが評価され、2015年度国連大学よりRCE GPPに対して、RCE Recognition Awardが授与されました。この賞は直接、東京農業大学に授与されたものではないですが、東京農業大学が進めてきたJICA草の根事業に対して持続可能な農業生産基盤の構築を通して、ESDを推進してきたものと評価された結果です。


ESDとは、Education for Sustainable Developmentの略で「持続可能な開発のための教育」と訳されています。現在、世界には、環境・貧困・人権・平和・開発といった様々な地球規模の課題があります。ESDとは、地球に存在する人間を含めた命ある生物が、遠い未来までその営みを続けていくために、これらの課題を自らの問題として捉え、一人ひとりが自分にできることを考え、実践していくこと(think globally, act locally)を身につけ、課題解決につながる価値観や行動を生み出し、持続可能な社会を創造していくことを目指す学習や活動です。ESDは持続可能な社会づくりの担い手を育む教育です。
※文部科学省ホームページ参照 
http://www.esd-jpnatcom.jp/index.html#about


JICA草の根事業とは、国際協力の意志を持つ日本のNGO、大学、地方自治体および公益法人等の団体による開発途上国の地域住民を対象とした協力活動を、JICAが政府開発援助(ODA)の一環として促進し、助長する事業です。
※独立行政法人国際協力機構ホームページ参照 
http://www.jica.go.jp/partner/kusanone/what/index.html


RCEとは、Regional Centres of Expertise の略であり、 持続可能な開発のための教育に関する地域の拠点のことです。



板垣教授による現地視察の様子



表彰状

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