東京農業大学

メニュー

ニュースリリース

『東日本大震災からの農業復興支援の課題』

2016年3月11日

お知らせ



 2011年3月11日の東日本大震災発生から5年が経過しました。被災された多くの方に、改めて心よりお見舞い申し上げます。
 被災地域の皆さまにおかれましては、未だ心身ともに辛く厳しい状況にあろうかと思いますが、復興の槌音が次第に大きくなり、復旧への灯火もその明るさを増しています。
 東京農業大学は、2011年5月に「東日本支援プロジェクト」を立上げ、福島県相馬市を中心に活動を行って参りました。本年2月27日には、5年間の復興支援プロジェクトの歩みと今後の課題について現地報告会を相馬市で開催いたしました。本学では、津波・放射能汚染被害を受けた地域の農林業の復旧・復興に取り組み、その成果を2014年「東日本大震災からの真の農業復興への挑戦」と題して一冊の本にまとめ、2015年にはその英語版を出版いたしました。また報告会では、今後の相馬地域農業の完全復興、津波被災地域の農業の展開方向などについて発表しました。
 「これからが復興の本番である」との意識のもと、東京農業大学は教育研究の理念「実学主義」を実践し、地域の皆さま方と共に農業復興支援の課題解決に向けて努めて参ります。


東京農業大学長 高野 克己
2016年3月11日

ページの先頭へ

受験生の方