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ニュースリリース

東日本大震災からの復興、これからの地域創成へ

2018年3月11日

お知らせ

2011年3月11日の東日本大震災発生から7年が経過しました。
被災地域の皆さまにおかれましては、辛く悲しい状況は月日が経っても変わることがないと思っております。改めて心よりお見舞い申し上げます。

東京農業大学は、2011年5月に「東日本支援プロジェクト」を立上げ、福島県相馬市を中心に復興支援活動を継続して行っております。
この活動の大きな成果として、津波被害を受けた水田を相馬・東京農大方式(除塩技術の確立)により、相馬市の水田は震災前と同様に復活しました。
しかし、東京農大の復興支援はこれで終わりではありません。“農業ができる”だけではなく、経営として成り立つようにするまでが復興支援だと考えております。

2017(平成29)年度東日本支援プロジェクト現地活動報告会を本年3月3日に相馬市で開催し、多くの地域の皆さまに参加いただきました。
さらに収量をあげる土づくり、獣害対策、スマート農業の実践、付加価値の高い農業への挑戦などの報告があり、地域が抱える課題を確認いたしました。
これからが、真の地域創成の始まりです。
東京農業大学は教育研究の理念「実学主義」を実践し、これからも地域の皆さま方と共に課題解決に向けて努めて参ります。


東京農業大学長 高野 克己

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