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ニュースリリース

第17回世界学生サミットが台湾・国立中興大学において開催されました

2017年10月6日

国際交流・留学

2017年9月25日、26日の2日間にわたって、第17回世界学生サミット(ISS)が台湾国立中興大学で開催されました。

世界学生サミットは、東京農業大学が中心となり、海外協定校をはじめとして各国から学生、教員が集まり、食料、農業、環境及び教育問題を議論し、日頃の学習成果を発表する場です。

この学生サミットは、学生自らがテーマを決めて企画し、運営、実行するという特徴があります。今回は、本学の協定校である台湾・国立中興大学(NCHU)と東京農業大学で共同開催いたしました。本学から髙野学長、夏秋副学長をはじめとした教職員に加え、世界学生フォーラムメンバー(ISF)が参加しました。ISFのメンバー及び参加学生は、早朝から夜遅くまでNCHUの運営スタッフと議論を重ねて準備を行いました。

本年は、「持続可能な農業の発展のため、知識と資源へのより幅広いアクセスを通じた不平等の解決に勤しむ活動」をテーマとして食料、農業、環境及び教育に関する諸問題と対策について白熱した議論を展開しました。

海外からはアメリカ、タンザニア、カナダ、中国、台湾、インドネシア、ペルー、モンゴル、フィリピン、ベトナム、ブラジル、メキシコ、マレーシア、オランダ、カンボジア、イギリス、ジプチ、スリランカ、オーストラリア、韓国、ドイツ、21ヶ国30大学が参加しました。

開催当日は、台中市のLin副市長、髙野学長、NCHU Shieu学長の挨拶に始まり、夏秋副学長とNCHU Yeh教授の基調講演に続き、発表と討論が展開されました。本学からは、農学部 農学科3年 及川恵さんが、「Increasing Rice Demand and Consumption in Japan Through Students Taking Action」について発表しました。

第17回世界学生サミットの総括として、総合討論を行った結果、第18回世界学生サミットのテーマは「Students Taking Action to Increase Youth Involvement in Sustainable Agriculture and to Close the Gap Between Actors in the Food System」に決定しました。来年度は、東京農業大学において開催予定です。

世界学生サミットを運営している「世界学生フォーラム」は、各国の食・農・環境に強い関心を持つ学生たちのネットワークで、人類共通の課題の解決に向けて、学生間の情報交換・共同討議などを推進する国際組織になります。本学在学生で食・農・環境に関心があれば、誰でも委員になり活動することができます。現在、本学では約80名の学生メンバーが活動しています。

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第17回世界学生サミット開催記念写真

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本学代表者農学部 農学科3年 及川恵さん

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