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ニュースリリース

東日本大震災からの復興における東京農業大学の使命

2017年3月11日

お知らせ

 2011年3月11日の東日本大震災発生から6年が経過しました。被災された多くの方に、改めて心よりお見舞い申し上げます。
 被災地域の皆さまにおかれましては、辛く悲しく厳しい状況は月日が経っても変わることがないと思っております。
 東京農業大学の使命として、2011年5月に「東日本支援プロジェクト」を立上げ、福島県相馬市を中心に復興支援活動を始めました。年を追うごとにその成果は表れ、2016(平成28)年度東日本支援プロジェクト現地活動報告会を本年2月18日に相馬市で開催いたしました。
 本学では、津波・放射能汚染被害を受けた地域の農林業の復旧・復興に取り組み、水田の復興は計画を達成しました。秋には一面に稲穂の頭が垂れる光景に市民の笑顔が戻りました。
 しかし本学の使命はこれで終わりではありません。特に風評被害や畜産への支援、それから水田農業の6次産業化に取り組んで行くことが今後の課題であります。
 これからも東京農業大学は教育研究の理念「実学主義」を実践し、地域の皆さま方と共に農業復興支援の課題解決に向けて努めて参ります。

東京農業大学長 高野 克己

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