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ニュースリリース

11月8日(金) 農業協同組合研究部会・GIS研究部会共催 第12回シンポジウム開催

2019年9月27日

教育・学術

第12回シンポジウムのご案内

~農政・スマート農業の動向をふまえた農業・農村の課題解決の先導的担い手づくりと農協の戦略的ガバナンス・事業経営の新展開とは~

日時: 令和元年11月8日(金)13時~
会場: 東京農業大学世田谷キャンパス1号館6階633教室
主催: 東京農業大学総合研究所 農業協同組合研究部会、GIS研究部会
協賛: 株式会社協同経済経営研究所、全国共同出版株式会社

プログラム

  1. 13:00~:開会のあいさつ
  2. 13:05~:第1報告:
    「 農政の動向をふまえた農業・農村の課題解決の先導的担い手づくりと農協の戦略的ガバナンス・事業経営の新展開」 白石 正彦(東京農業大学 名誉教授、総研研究会農業協同組合研究部会長)
  3. 13:20~:第2報告:
    「農業・農村の課題解決の先導的担い手グループづくりと農協のスマート農業を活用した営農経済事業の課題」 鈴木充夫(東京農業大学 客員教授、総研研究会GIS研究部会長、(株)協同経済経営研究所所長) 堀部篤(東京農業大学国際食料情報学部准教授)、山下 剛史.(株式会社ローリス)
  4. 13;45~:第3報告:
    「農協グループの創造的自己改革の現段階と展開方向 ~秋田県の農協グループの実践事例を中心に~」 船木耕太郎(秋田なまはげ農協会長、秋田県農協中央会会長)
  5. 14:20~:第4報告:
    「生産緑地制度の見直しと農協グループの新たな都市農業づくりの展開 ~東京都農協グループの実践事例を中心に~」 榎本輝夫(東京都農協中央会専務理事)
  6. 15:05~:第5報告:
    「農業・農村の課題解決の先導的担い手づくりと総合農協の戦略的ガバナンス・事業経営の新展開~岐阜県ぎふ農協の実践事例を中心に~」 岩佐哲司(ぎふ農業協同組合専務理事)
  7. 15:40~16:10:コメント
    コメンテーター: 谷口 信和(東京大学 名誉教授) 馬場 利彦(日本協同組合連携機構 代表理事 専務) 堀田亜里子(全国農協中央会 営農・くらし支援部 課長)
  8. 16:20~17:10:一般討論
  9. 17:10~17:20:閉会のあいさつ

交流会

17:30~19:30「レストランすずしろ(松木家)」 参加費:3000円

参加申込み方法

申込締切り日:10月25日(金)

  • 電子メール mshirais@nodai.ac.jp (農業協同組合研究部会長 白石正彦宛)
  • FAX番号 050-3730-0059

参加費

シンポジウム 無料 / 交流会 3,000円

【要旨】
食料・農業・農村基本法が施行されて20年となる。本年9月6日にはおおむね5年ごとに見直すことになっている基本計画の検討について農林水産大臣から食料・農業・農村政策審議会(会長は本学の髙野克己学長)に諮問がありました。基本法は目指す理念と基本計画策定・施策遂行の両輪に特徴があり、特に「食料自給率の目標は、その向上を図ることを旨とし、」と明示されている点が目玉である。同審議会において食料自給率目標と現実のギャップ(カロリーベースの食料自給率は”2015年計画”で2025年度目標を45%に掲げたが、2018年度の概算値は38%と5年前の基準値を下回る実態)をデータに基づき検証し、新しい基本計画では、国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)と家族農業の10年(2019年~)の重視と農業の再生産可能な生命産業の特質を引きだす公正なフードシステム・農協の役割、食農教育活動の支援策等の明確化が問われている。
本シンポジウムでは、以上のような問題意識に基づいて、「農政・スマート農業の動向をふまえた農業・農村の課題解決の先導的担い手づくりと農協の戦略的ガバナンス・事業経営の新展開」をテーマに開催します。

第1報告では、農政の動向をふまえた“農業・農村の課題解決の先導的担い手づくり”と“農協の戦略的ガバナンス・事業経営の新展開”について、国内外の研究や実践面の動向もふまえて明らかにします。

第2報告では、“農業・農村の課題解決の先導的担い手グループづくり”と“農協のスマート農業を活用した営農経済事業の課題”について明らかにします。

第3報告では、“農協グループの創造的自己改革の現段階と展開方向”について秋田県の農協グループの実践事例を中心に明らかにします。

第4報告では、“「生産緑地制度・税制を踏まえた都市農業の今後の展開について~JA東京グループの実践事例~」”について、東京都農協グループの実践事例を中心に明らかにします。

第5報告では、“農業・農村の課題解決の先導的担い手づくりと総合農協の戦略的ガバナンス・事業経営の新展開” について、岐阜県ぎふ農協の実践事例を中心に明らかにします。

以上の報告に対して3名の方からコメントを頂き、主題としての農政・スマート農業の動向をふまえた“農業・農村の課題解決の先導的担い手づくり”と“農協の戦略的ガバナンス・事業経営の新展開”について活発に論議を深めたいと考えます。

本シンポジウム終了後には学内で交流会を予定しておりますので、農協の組合員・役職員、農協と取引関係等のある関係者(本学総研の農協研究部会、GIS研究部会の会員を含む)、農協に関心のある市民・実務者・研究者・本学の教職員・学生(留学生を含む)の参加を大いに歓迎いたします。

東京農業大学総合研究所研究会
農業協同組合研究部会長 白石 正彦
GIS研究部会長 鈴木 充夫

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