世田谷学術情報センター(図書館)

 図書館は大学における教育及び研究活動のための重要な基本的施設です。情報化時代と言われる現代,図書館は急速に増え続ける国内外の学術情報を収集・選択・整理・蓄積し,多くの学生や教職員にサービス・提供するのがその使命といえます。
 1907(明治40)年,本学の前身である大日本農会付属私立東京高等農学校時代に図書部が創設され,閲覧奉仕活動を開始したのを皮切りに幾多の変遷を経て現在に至っており,世田谷キャンパスの図書館(世田谷学術情報センター)のほか,厚木キャンパスでは「厚木学術情報センター」,オホーツクキャンパスでは「オホーツク学術情報センター」が図書館としての機能を果たしています。
 生命科学・環境科学などを含む広義の農業・農学に関連する分野の資料を中心に収集し,3キャンパス全体での蔵書数は約70万冊に及んでいます。また,3キャンパスをネットワークで結んで情報の共有化を図るとともに,図書の貸借などでも協力体制を整えて利用者の要望に応えています。

 世田谷キャンパス図書館は,メタセコイヤの大木があるキャンパス中央中庭に面して1968(昭和43)年に建設されました。1−4階の各フロアにある図書・雑誌・視聴覚資料・各種学術情報検索ツールが利用でき,コンピュータを駆使した様々なサービスを用意していますので,効果的な学習・研究の場として大いに活用して下さい。図書館では,学習の場所として静かな環境を用意して利用者の皆さんに提供するとともに,学外文献複写の受付やその他様々な研究活動のサポートを行うために門戸を開いていますので,是非,一度気楽に立ち寄ってみて下さい。図書館を上手に使いこなせば,学生生活がより有意義なものになることは確実です。

■図書館でできること

 図書館では思っていた以上にいろいろなことができます。下記の項目についてp.66からp.73にわたってわかり易く解説してあります。ざっと目をとおしておいて下さい。あとで必ず役に立つ時が来るはずです。例えば,「開館時間を知りたい!」という場合は,p.67の1-(2)「開館時間および休館日」の項を見ると詳細を見ることができます。図書館では,皆さんが利用するにあたり,様々なサポートを行ったり,相談にのっていますので,スタッフに気軽に声をかけて下さい。

1 農大図書館について教えて!

(1)世田谷学術情報センター(図書館)フロアマップ
(2)開館時間および休館日
(3)図書館で守ってほしい最低限のルール

2 図書資料を探しています!

(1)図書館にある図書や学術雑誌を読みたい!
(2)最新の学術雑誌が見たい!
(3)学術雑誌のバックナンバーが見たい!
(4)農大の教員の著書が見たい!
(5)新聞や一般の雑誌を気軽に読みたい!
(6)是非,購入してほしい図書がある!
(7)図書の予約をしたい!
(8)資料がみつかったのでコピーしたい!

3 ちょっと調べたいことがあるんですが…。

(1)辞書や事典を使って調べ物をしたい!
(2)特定の項目に関する統計を年度を追って調べたい!