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特色GPフォーラム開催のご挨拶

藤垣 順三(東京農業大学短期大学部 部長)

藤垣 順三(東京農業大学短期大学部 部長)

本学は創設以来、実学教育を教育理念に掲げ、本学の農場や食品加工技術センター、調理実習室などでの実習教育だけでなく、実際の生産現場で体験する実習を40年以上にわたり実践して参りました。この実績を踏まえて「特色ある教育の取り組み支援プログラム(特色GP)」に応募し、採択されました。

それから今日まで、このプログラムの推進のために短大部4学科の先生方が協力して真剣に取り組んできました。このプログラムのタイトルが示すように、学生自身が自分の将来を見据えて主体的に実習に取り組み、自分のキャリアデザインを構築することができるようにするための取り組みです。そのために教員が学生一人一人の希望を聞き、それを具体化するために新たな実習先の開拓にも努め、今まで以上に現場にも足を運んで受け入れ側の方々と積極的に交流を図り、共に指導する態勢をとってきました。

その結果、学生の実習に対する意欲が高まり、自分の将来像を見詰め直す機会にもなり、教育効果は著しく上がったと評価できました。また、本学教員と受け入れ側との交流が一層促進されましたし、新たな実習先を開拓することもできました。さらに、4学科の教員の教育に対する意識の高まりと学科間の協力関係が強まったことにより、新たな教育GPへの取り組みにも発展させることができました。

本日のフォーラムにより、本学のこれまでの取り組み成果がご理解いただけるものと確信しています。

 

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