地域資源利用によるフードマイスター育成

生物産業学部では、これまでも学科横断的な幅広い教育を行うとともに、地域に貢献する研究を推進してきたが、これをさらに発展させて学科を越えたプログラムによる体系化を行い、「ものづくり」を通して学び、その成果として「オホーツクフードマイスター」という資格を与えようというものである。

学部がオホーツク地域に立地している条件を最大限に生かし、原料生産から加工、流通販売経営などを総合的に教育することにより、社会に貢献できる人材を輩出する教育システムを確立し、将来はこの「オホーツクフードマイスター」という資格が価値あるものとして、広く産業界で認知されるようにしていきたいと考えている。このGPはそのようなことを確立するための第一歩として位置づけ、将来の学部発展のための基礎となり得るプログラムを実施していく予定である。(生物産業学部教授 永島俊夫)

 

「オホーツク・フードマイスター」の育成
学生の現場適応性や実践性を高め、地域産業の振興に貢献しうる人材の育成が可能
地域活性化や農商工連携の促進 他では成し得ない特徴と高い教育力


COPYRIGHT(C)2006 TOKYO UNIVERSITY OF AGRICULTURE ALL RIGHTS RESERVED.
原料生産を理解した上での食品加工 食品加工を理解した上での原料生産 生産過程を理解した上での流通、販売、経営 下 「オホーツク・モノづくり学」を通した生物産業学の実践教育 これまでの農大オホーツクキャンパスにおける実績と立地条件、地域環境との融合