生物産業学部 |
網走市役所
「閉店間際の逆転内定劇」
時期はきたものの、さてどうするか。とりあえずまわりを真似てリクナビに登録。というのも、「特にやりたい仕事があるわけではないし、院で研究をしていくのも楽しそうだ。」と、将来を決めてしまうのはまだもったいない気がしていたからです。しかし、先輩から「就職活動をしたら一回り大きくなれるし、いい経験だよ。」といわれていたので、就職活動はするつもりでいました。就職活動をしているうちに何か見えてくるだろうと、とりあえず内定を3つ取ることを目標に、就職活動を開始しました。
先輩のいったとおり、就職活動はとてもいい経験になりました。企業に応じて自己PRを考えていたので、さまざまな角度から自分の欠点や長所を客観的に見ることができましたし、内定を頂くたびに自信がついていきました。また、相手が何を求めているのか、自分をどうPRすれば相手から欲されるか、自分のPRの視点はずれていないか、そういった相手の望むことを理解し、文章にして、行動を起こす力がついたと思います。しかし、一番の収穫は、多くの社会人と接触したことだと思います。会社説明会では、「無精な自分はこの機会を逃したらいろんな会社の仕組みを理解する機会はないだろう」と思い、多種多企業の説明会に足を運び、就職活動を楽しみました。そうした就職活動をしているうちに、この会社で仕事をしてみたいと思える会社から内定を頂きました。 しかし、嬉しかった半面、3つの不安で胸が押しつぶされそうでした。本当にここで自分の満足できる人生が送れるのだろうかという不安、この仕事が自分の生きがいになるのだろうかという不安、この仕事に本当に自分が必要とされるのだろうかという不安でした。この時点で当初の目的である3つの内定は頂き、やりたい仕事は見つかり、将来は少し見えてきていたので、とりあえず網走に戻ってくることにしました。
帰ってきてから、内定を全て断りました。「人生一度きり」という言葉が頭をよぎったのです。一度だけの人生を楽しむのも、つまらなくするのもすべて自分にかかっていると思ったのです。のんびりしながら、もう一度自分の将来像を描きなおそうと、しばらく就職活動を休みました。そんな時、人生を楽しむ、これだと思うものを見つけたのです。それから、網走での就職活動がはじまりました。実際に就職活動を始めたのは8月からでした。市役所を受けてみたらどうかと人に勧められたのも、試験まで1か月しかないときでした。1か月しかなかったので、できるだけのことをしようと参考書を1冊に絞り、少ない時間で集中したことも事実ですが、合格した一番の要因は家庭教師で中学生・高校生を教えていたことのようでした。
就職活動前半戦では内定をいただくことを目標にしていたため、自己PRを通して過去と現在の自分ばかり見ていたように思います。しかし、当たり前のことですが、就職は何十年もの自分の将来の環境を決定してしまうものです。就職活動といういい機会に、なりたい幸せな自分の将来像をイメージすることが大切だと思います。
また、この就職活動体験記を読んでいる人の中には、うまくいかず、諦めかけている人・面倒くさくなった人・落ち込んでいる人・やる気の出ない人・不安な人がいると思います。しかし、誰もが何度もそのような気持ちになったのだと思います。しかし、そこからどう行動するかで見えてくる将来が変わってくるのだと思います。実質、私は4年の8月から就職活動をしたようなものです。時間はたっぷりあります。自分で納得のいくまで就職活動をすることが、積極的に生きることを導くのではないでしょうか。就職活動は甘くないということさえわかっていれば、「なんとかしようと思っていたら、どうにかなる」くらいの大きな気持ちでいたらいいように思います。
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株式会社 QUICK
「外では日本人、内ではネパール人」
最初に伝えますが、これから述べることは実際にあった話です。
私の就職活動は非常に多国籍なものでした。東京での就職活動を考えていた私は、最初に住む場所を探すことにしました。様々な方面に連絡し、飯田橋にあるマンスリーマンションに決定しました。実際に行ってみると、驚くことがあったのです。なんとそこには、ネパール人が9人、オランダ人が2人、中国人とメキシコ人、日本人が1人ずつ住んでいました。不安と緊張が多い就職活動ですが、私は最初から戦場の真ん中に立ってしまった気分になりました。そんな自分とは裏腹に、多くの人が気さくに話をしてくれました。彼らは語学学校に通っているので日本語が美しく、丁寧でした。ただ残念なことに大半がネパール人の方なので、夕食などは常にインドカレーを作っており、部屋はいつもカレーの香りが漂っていました。また、テレビの奪い合いが絶えず、常にタイムリーな情報を得ることが、就職活動において大事であることを実感しました。
外に出ると、会社の人事の方は日本人ばかりで逆に違和感を覚えました。そんな中、ある時に「こんな良い経験をしているのに武器にしないのはもったいない」と考えました。それから面接で家の話をすると「はっ?」というような反応が多く人事の方には強い印象を残すことができました。この考え方を応用し、新聞から漫画まで、様々なことを自身に置き換えることで、自分という人間を幅広く、詳しく伝えることができました。
まったく話は変わりますが、やりたいことがない人は必見です。私はやりたいことがあったのですが、多方面の業界に接してきました。例えば、合同説明会は良い機会です。もちろん様々な業界の人事の方が来ることもそうですが、基本的に合同説明会では人事の方のアピールという雰囲気があります。そのため、「ボーッ」としていても声をかけられ、「聞いてくれる?」といわれることが多くありました。やる気がなくてもいいんです。きれいな人事、かっこいい人事の方がいるブースに行けばいいんです。とりあえず話を聞けばいいんです。
やる気がある人でも同様に様々な業界を体験することで、自分の中で何がやりたいか、やりたくないかだけではなく、自分自身が気づいていないニーズを発見することができると思います。また、業界と業界のつながり、わからないことを知るために話を聞くことも大事です。企業の方には申し訳ないと思うことは多々ありましたが、人と話すこと、様々な業界を体験することで、自分自身を高めることができました。
次に、ある外資系企業の人事の方から聞いたアドバイスを述べます。「面接ではコンパクトにインパクトのあることを言えばどこでも就職できる」、これを聞いてから面接での結果は格段に良くなり、希望する会社にも就職することが決まりました。
最後に私が就職活動を体験して感じたことを述べます。どれだけ大学生活で功績を残し、がんばったことがあっても、言葉巧みに人事の方に伝えられなければ意味がありません。自信をもって伝えられること、自分が聞いても惚れてしまうような言葉を情熱に乗せ、「自分菌」を存分に振りまいて下さい。 |
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