「地学実験T」
身近な材料を使った室内実験と,三浦半島の野外見学をおこなう.室内実験では我々の周囲に存在する鉱物についての専門的知識を深め,地球科学的な情報の取り扱い等について,それぞれの学生が修得できるよう実験を進める.限られた実験回数なので,「地学実験・見学案内書」に沿って進める.三浦半島の野外見学は,休日を1日使い各種の地学現象を現場で観察する.科目の性質上,原則として毎回出席はとる.
「地学実験」は,T・Uとも4年次開講なので,T・Uとも履修することが望ましい.
実験回数 内 容
1: 実験の概要説明
地学実験・見学案内書の配布
2: 偏光顕微鏡の構造
岩石鉱物の光学的性質の説明
3:主要鉱物の観察
主要鉱物の顕微鏡下での特徴
4: 岩石・深成岩類
深成岩類の観察・鉱物観察
5: 岩石・火山岩類
火山岩類の観察・鉱物観察
6: 岩石
前2回以外の岩石類観察
7: 岩石プレパラート作成T
岩石試料配布・研磨
8: 岩石プレパラート作成U
研磨・カバーグラスの接着
9: 自作プレパラート観察T
偏光顕微鏡で組織・鉱物の観察
10: 自作プレパラート観察U
組織・鉱物の観察・データ収集
11:自作プレパラート観察V
岩石名の判定
12:野外見学概要説明
地学現象の観察のポイント説明
13:その他
地学におけるコンピュータ使用例
野外見学をおこなう.野外見学は,休日を1日使い各種の地学現象を現場で観察する.大学から日帰りできる地学現象の観察場所は限られるが,次ぎの観察・見学をおこなう予定である.
三浦半島の野外見学は,休日を1日使い各種の地学現象を現場で観察する.
2000年5月の野外見学 火炎構造
学科別の実施予定日等はあらかじめ掲示で予告する.午前8〜9時に大学をバスで出発するので遅刻しないように注意すること.大学帰着は,午後5時前後の予定.
「地学実験」は,T・Uとも4年次開講なので,T・Uとも履修することが望ましい.