地団研第54回総会シンポジウムVI
「市民と進める古生物研究」
■日時:5月4日 午前9時〜午前12時
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会場:2階研修室204
■世話人:後藤仁敏(神奈川支部)・澤村 寛(北海道支部)・高橋啓一(京都支部)
■趣旨:古生物学の研究では化石の発見がきわめて重要な部分を占めている.化石の発見においては,いわゆる古生物学の専門家よりもアマチュアと呼ばれる化石愛好家の果たす役割が絶大である.今回のシンポジウムでは,日本の各地で,あるいは生痕・足跡・サメの歯などそれぞれの分野で,化石の採集,標本の整理から研究まで,さまざまな活動をしている方々が集まって,経験を交流し,問題点を解明し,互いに協力して古生物の研究を進めてゆく契機としたい.
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プログラム:
9時
1.
市民と進める古生物研究--シンポジウムの経過と趣旨--・・ 後藤仁敏・澤村 寛・高橋啓一
2.サメの歯化石を採集し、研究しよう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 田中 猛
3.愛知県における地学・古生物学普及活動の歩み・・・・・・・・・・ 山岡雅俊・蜂矢喜一郎
10時
4.古琵琶湖層群の調査における住民参加と琵琶湖博物館の役割・・・・・・・・・・ 岡村喜明
5.足寄地域の化石の研究と古生物学の普及・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 澤村 寛
11時
6.生痕世界への招待ー生痕化石と暮らしてきた人間・・・・・・・・・・・・・・・ 金 光男
7.総合討論