地団研第54回総会シンポジウムII
「人体に見る進化」
■日時:5月3日 午後1時〜午後5時
■会場:2階サブホール
■世話人:小寺春人(神奈川支部)・後藤仁敏(神奈川支部)・犬塚則久(東京支部)・笹川一郎(新潟支部)・井上貴央(山陰支部)
■趣旨:ヒト自身である人体は,地球上に生命が誕生して以来,40億年の歴史の産物である.地殻に構造発達史が織り込まれておるように,人体にも歴史性が織り込まれ,現在もその歴史の進化的な発展の過程にある.このような「人体地質学」の見方から,各専門領域の最新の話題を提供していただき,発展的運動体としてもっとも複雑で,かつ発展運動の典型を示すと考えられる例の一端を討論したいと考える.
■プログラム
1.シンポジウム「人体に見る進化」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 小寺春人
2.人体の構成−細胞から個体まで−・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 井上貴央
3.腸の進化をたどる−ヒドラからヒトまで−・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 藤田恒夫
4. 直立二足性−ヒト科の起源を考える−・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 犬塚則久
5.労働によって造られた肉体と脳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 後藤仁敏