東京農業大学

メニュー

国際交流・留学

第4回新世紀の食と農と環境を考える 世界学生サミット 共同声明

ここ数十年、世界は急激な人口増加、貧困、環境破壊など様々な問題に直面してきた。私たち学生は、世界における新世紀の食と農と環境問題に関して討議し、解決策を探るために集った。今年は「農業システムの理解深化と地球的持続性の推進」と題し、世界から20ヶ国・地域の大学から学生が集い討議した。以下、私たちの話し合いの結果を共同声明として発表する。

  • 持続可能な農業を進めるには、近代農法と伝統農法を組み合わせ、環境保全と生産性維持の両方をバランスさせる必要性がある。このため、農学および関連諸科学を学ぶ学生として、双方の農法の適切なバランスを見つけるために努力しなくてはならない。

  • この分野における学生、またはリーダーとして、生産者と消費者をつなげるかけ橋となり、生産者と消費者両方に農業システムの知識を増やしてもらうために、啓蒙活動を展開すべきである。また、次世代の子供たちの農業に関する知識を増すだけでなく、農業に対する興味を抱かせる必要がある。

  • 私たちには、自分たちの地域で持続可能な農業を行うことによって、安全な食料の安定供給を実現する責務があることを自覚する。また、自分たちの地域における経験や知識を他の国・地域の学生と共有することにより、私たちの目標を達成したい。

  • 私たちは、学生団体に所属し活動することによって、農業の持続性と食の安全性を保つことが出来ると考える。私たちは、ここに集っているすべての大学が、世界学生フォーラムのネットワークを有効に活用し活動することを強く勧める。

私たち学生は、東京農業大学が2004年11月25、26日に行われた第4回世界学生サミットを主催してくれたことを深く感謝する。

2004年11月16日
世界学生サミット

東京農業大学

世界学生サミット

住所
〒156-8502 東京都世田谷区桜丘 1-1-1
TEL
03-5477-256003-5477-2560
FAX
03-5477-2635
E-mail
isf@nodai.ac.jp

アクセスマップ

ページの先頭へ

受験生の方