「新世紀の食と農と環境を考える」
第11回世界学生サミット

開催趣旨
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今日の世界は持続性危機に直面しており、さまざまな対応がとられている。このような状況下で人類の将来を担う若者たちに対する期待は大きく、彼らの知恵と活力を結集することが極めて重要である。農学は食料の安定生産と安全性の確保、環境保全、健康増進、資源エネルギー確保と有効利用などを対象とした学問分野であり、農学を学ぶ学生には人類の繁栄と平和の実現に重大な責務が課せられている。いうまでもなく、食料の生産と消費は自然環境、経済発展段階、食文化などと深く関連しており、各地域の姿態や問題は地域の特性を反映している。したがって、各地域の固有な条件を踏まえた農業・食料システムを構築することが不可欠である。
新世紀を迎えた2001年11月に、東京農業大学は創立110周年記念事業の一環として「新世紀の食と農と環境を考える世界学生サミット」を開催し、留学生を含む本学学生と姉妹校学生など21世紀を担う若者を参集して、人類が直面する深刻な諸問題に関する意見・情報交換および彼ら自身の役割について議論する機会を提供した。2日間にわたる議論の結果は「東京宣言」に取りまとめられ、毎日新聞の特集記事を通じて国内外へ発信した。その後も学生サミットは毎年継続して開催され、2002年の「行動計画」の採択、2003年の世界学生フォーラムの設立などの成果をあげてきた。この取組みは文部科学省によっても高く評価され、本学は2003~2006年度「特色ある大学教育支援プログラム」の一つに採択された。また、2005年には食・農・環境に関する情報や知識を共有する場としてISS/ISFの参加経験者によってGlobal NEFAが設立された。
世界学生サミットは今年で11回目を迎え、2011年9月29日~30日に東京農業大学世田谷キャンパスで開催される。今年のサブテーマは「行動する学生:食・農・環境・エネルギー分野における世界的問題を解決する身近な手法」であり、第10回サミットで参加学生が自ら設定した課題である。実は「行動する学生」は昨年と同じテーマであるが、今回は各大学で実際に行なわれている学生活動に焦点を絞る。人類の持続的発展への学生貢献を推進するために、学生活動の背景、方法、社会経済含意、制約などを協議し、今後の学生活動の指針を得ることを狙っている。本学姉妹校を中心に組織された世界学生フォーラムのメンバーは2011年世界学生サミットへ向けて、この年次テーマに勉学の努力を傾注することを期待する。
2011年世界学生サミットは次のセッションから成る。
開会式
セッション1: 食品安全性の確保のための行動
セッション2: 環境保全のための行動
セッション3: 持続的農業を推進するための行動
セッション4: コミュニティ開発のための行動
総合討論
閉会式
2011年8月8日
世界学生フォーラム組織委員会
第11回世界学生サミット組織委員会
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