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短大 醸造学科

人の健康に役立つ麹菌のペプチダーゼを研究

近藤芳美

平成23年3月卒
調味食品学研究室
生物産業学部食品科学科 編入学
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醸造学を勉強するうえで、微生物は欠かすことができません。醸造食品は、微生物のさまざまな性質が作用しあうことでより美味しいものになり、また微生 物が造り出す酵素の数々もその品質に深い関わりをもっています。
 私は、味噌や醤油の製造に欠かせない酵素のうち、人間の健康に役立つであろう、麹菌のペプチダーゼという酵素に注目し、その性質や人体への影響の解明に取り組みました。研究は学部の醸造科学科4年生2人と醸造学科2人の4人のチームで実施。まず麹菌を培養し、菌から酵素群を抽出。複数の酵素があるため、その中から目的の酵素であるペプチダーゼのみを単一精製しますが、これにはいくつかの手順をふみながら約1週間を要しました。さらに精製した酵素を試料に、加熱した際の品質の安定性や、酵素合成反応のはたらきがあるかどうかをみきわめる実験を何度も繰り返しました。グループ研究なので、自分のミスがチームに迷惑をかけてしまいます。各実験で1つでもミスがあれば最初からやり直しのため、まったく気が抜けません。 4年生の指導をうけながら、まさに悪戦苦闘の日々でした。
 研究の過程では、生きた麹菌の生育を継続して観察するために徹夜をして研究室ですごしたり、夏休みも大学に何日か通いました。実験が思うように進まないときは、時間だけがすぎてイライラしたり、泣きたくなることもありましたが、最終的に報告できる成果があがったときは、本当にうれしかったです。研究を通して身につけた知識や技術、行動力は、将来どんな分野に進んでもきっと役に立つと思います。今後は生物産業学部に編入学して、食品開発などの分野をさらに専門的に学ぶつもりです。

AND EVERYTHING
空 将来の目標など
食品開発、営業、研究職、テレビ番組の制作にも関わってみたいと思うし、酒蔵実習を通して酒蔵で働くのもいいなと思っています。正直やりたい事がたくさんあってまだ決められないのですが将来は、好きなものに全力で力を注ぎたいです。
空 所属する学科で印象に残ったこと
醸造学科は先生と学生の距離がとても近く、学生同士も仲がいいと思います。実験では学科全体で実験を行う為、みんなと関わる機会がたくさんあるので卒業までに学科全員の名前と顔を覚えることができます。みんなで泊まり込みで実験をする事もあります。また、研究室は醸造科学科の研究室に入る事ができるので、4年生とも仲良くなることができます。とてもいい環境で楽しく勉強ができる学科だと思います。
空 受験生へメッセージ
授業内容も珍しく変わっていて、醸造食品についての専門的な講義も多いので、楽しい勉強ばかりです。とても充実した大学生活が送れると思います。わたしは本当に大学生活がこんなに楽しいとは思わなかったので、学科を決められず迷ってるみなさんには醸造学科を心からお勧めします。既に目指している方はあきらめず頑張ってください。大学生活をがっつり楽しみましょう。
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