▼ Excel 2007-2003 ファイル互換について

Microsoft Office 2007 の Excel では、新しいファイル形式が採用されました。

しかし、新ファイル形式と旧ファイル形式に互換性が無い為、Excel 2003 以下の旧バージョンでは開くことができません。

(2007/9/26)

旧バージョン ファイル形式

Excel 2007 ファイル形式

*.xls

(Excel 97-2003 ブック)

*.xlsx

(Excel 2007 ブック)

*.xlsx

(Excel 2007 マクロ有効ブック)

 ※従来のファイル名拡張子に "x" または "m" が付いた新しい拡張子で保存されます。

   "x" は、そのファイルにマクロが含まれていないことを意味し、"m" はそのファイルにマクロが含まれていることを意味します。

 

課題や提出物又は自習室等の Office 2007 以外の Office で、開くことが予想されるファイルを作成する場合は予め Excel 97-2003 形式で保存し、

[互換モード] で編集を行ってください。

Excel 97-2003 形式のファイル作成手順はこちらを参照してください。

[互換モード] 使用時は以下の点に注意してください。

 ・[互換モード] では、動作が異なる構成要素または使用できない構成要素があります。

  一覧はこちらを参照してください。

 

 ・作業終了後、ファイル保存の前に Excel 2003 以前のバージョンで利用できないデータが含まれていないか互換チェックをしてください。

  互換チェック手順はこちらを参照してください。


Excel 97-2003 形式ファイルの作成

@ [Microsoft Office] ボタンをクリックします。

A [名前を付けて保存] を選択します。

B [Excel 97-2003 ブック] をクリックします。




C [ファイルの種類] 欄が [Excel 97-2003 ブック(*.xls)] になっているのを確認し、[保存] ボタンをクリックします。


D 一度ファイルを閉じます。

   一度保存した時点では、[互換モード] に切り替わりませんので注意してください。



E 作成したファイルを開き、タイトルバーに [互換モード] と表示されていることを確認します。




Office Excel 2007 [互換モード]での動作の異なる構成要素(2007/9/26)

 

ワークシート

要素 動作

行数列

旧バージョンの制限である 256列 65,536行 を超えるデータは扱えません。

日付表示

サポートされないカレンダーの書式による日付は、グレゴリオ暦の日付として表示されます。

日付編集

西暦カレンダーのみ編集可能となります。

セル数

使用可能なセル ブロック (CLB) 数は、Excel 1 インスタンスにつき 64,000 CLB に制限されます。
※1 CLB は、ワークシートの 16 行分

ヘッダーカラー

ヘッダーとフッターのテキストに色を設定した場合、保存時に警告メッセージが表示されます。

旧バージョンでは色の書式設定の情報は、<カラーコード> + <ヘッダ本文> という書式なしのテキストとして表示されます。

再び Excel 2007 でブックを開いた場合、再編集可能です。

ヘッダーページ設定

偶数ページまたは先頭ページに別のヘッダーとフッターのテキストを表示するオプションを使用した場合、保存時に警告メッセージが表示されます。

旧バージョンでは、全てのページで奇数行のヘッダーが表示されます。

再び Excel 2007 でブックを開いた場合、再編集可能です。

セル特殊効果

特殊効果や影などの、セル書式やセルのスタイル設定は使用した場合、保存時に警告メッセージが表示されます。

旧バージョンでは、近い書式で表示されます。

再び Excel 2007 でブックを開いた場合、再編集可能です。

セル書式数

一意のセル書式は最大で 4,000 に制限されます。

 

テーブル

要素 動作

集計ユーザ設定

ユーザー設定の数式やテキストをテーブルの集計行に使用した場合、保存時に警告メッセージが表示されます。

旧バージョンでは、テーブルではなく通常のセルとして表示されます。

再び Excel 2007 でブックを開いた場合、再編集可能です。

見出し非表示

テーブルの見出し行を表示 or 非表示にするオプションを使用した場合、保存時に警告メッセージが表示されます。

旧バージョンでは、テーブルではなく通常のセルとして表示され、見出しの行が表示されなくなります。

再び Excel 2007 でブックを開いた場合、再編集可能です。

スタイル

テーマに基づいたテーブル スタイルを適用した場合、保存時に警告メッセージが表示されます。

旧バージョンでは、通常のテーブルとして表示され、スタイル設定は無効になります。

再び Excel 2007 でブックを開いた場合、再編集可能です。

 

ピボットテーブル

要素 動作

アイテム数

旧バージョンの制限である 32,500 アイテムを超えるアイテムを使用した場合、保存時に警告メッセージが表示されます。

 ※保存した時点で通常のセルに変換されます。

旧バージョンでは、ピボットテーブルではなく通常のセルとして表示されます。

スタイル

テーマに基づいたピボットテーブル スタイルを適用した場合、保存時に警告メッセージが表示されます。

旧バージョンでは、通常のピボットテーブルとして表示され、スタイル設定は無効になります。

再び Excel 2007 でブックを開いた場合、再編集可能です。

コンパクト形式

コンパクト形式を使用した場合、保存時に警告メッセージが表示されます。

旧バージョンでは、ピボットテーブルとして表示されるが表形式として表示されます。

再び Excel 2007 でブックを開いた場合、再編集可能です。

 

並び替えとフィルタ

要素 動作

並べ替え:件数

旧バージョンの制限を超える並べ替え条件:3つ以上の条件を設定した場合、保存時に警告メッセージが表示されます。

旧バージョンでは、現在設定されている並べ替え条件が表示されなくなります。

再び Excel 2007 でブックを開いた場合、再編集可能です。

並べ替え:

ユーザー設定リスト

ユーザー設定リストで並べ替えを行った場合、保存時に警告メッセージが表示されます。

旧バージョンでは、現在設定されている並べ替え条件が表示されなくなります。

再び Excel 2007 でブックを開いた場合、再編集可能です。

並べ替え:書式

セルの色、フォントの色、アイコン セットなどの特定の書式によってデータを並べ替えた場合、保存時に警告メッセージが表示されます。

旧バージョンでは、現在設定されている並べ替え条件が表示されなくなります。

再び Excel 2007 でブックを開いた場合、再編集可能です。

フィルタ

旧バージョンでサポートされないフィルタを使用した場合、保存時に警告メッセージが表示されます。

旧バージョンでは、フィルタの条件が正しく表示されなくなります。

再び Excel 2007 でブックを開いた場合、再編集可能です。

フィルタ:セル色

セルの色でフィルタした場合、保存時に警告メッセージが表示されます。

旧バージョンでは、フィルタの条件が正しく表示されなくなります。

再び Excel 2007 でブックを開いた場合、再編集可能です。

フィルタ:フォント色

フォントの色でフィルタした場合、保存時に警告メッセージが表示されます。

旧バージョンでは、フィルタの条件が正しく表示されなくなります。

再び Excel 2007 でブックを開いた場合、再編集可能です。

フィルタ:セルアイコン

セルのアイコンでフィルタした場合、保存時に警告メッセージが表示されます。

旧バージョンでは、セルアイコンのフィルタで表示対象になっているものしかフィルタ条件に表示されなくなります。

 ※データはセルの非表示になっている

再び Excel 2007 でブックを開いた場合、再編集可能です。

フィルタ:数

旧バージョンの制限を超える 3 つ以上の条件でフィルタを使用した場合、保存時に警告メッセージが表示されます。

旧バージョンでは、フィルタの条件が正しく表示されなくなります。

再び Excel 2007 でブックを開いた場合、再編集可能です。

フィルタ:日付

日付をグループ化された階層でフィルタした場合、保存時に警告メッセージが表示されます。

旧バージョンでは、フィルタの条件が正しく表示されなくなります。

再び Excel 2007 でブックを開いた場合、再編集可能です。

 

数式

要素 動作

数式内容量

数式の文字列の長さ:1,024 文字、数式の内部の長さ: 1,800 バイトを超える数式を使用した場合、旧バージョンでのファイルオープンの際にエラーメッセージが表示される。

値が’=#N/A’に変換され、再び Excel 2007 でブックを開いた場合も復旧されません。

ネスト数

旧バージョンと同様、数式の入れ子は 7 レベルまでに制限されます。

引数個数

旧バージョンと同様、引数の個数は 30個 までに制限されます。

VBA引数個数

旧バージョンと同様、引数: 29 個までに制限されます。

新関数利用

Excel 2007 で追加された下記の関数を使用した場合、 保存時に警告メッセージが表示されます。

  * AVERAGEIF
  * AVERAGEIFS
  * CUBEKPIMEMBER
  * CUBEMEMBER
  * CUBEMEMBERPROPERTY
  * CUBERANKEDMEMBER
  * CUBESET
  * CUBESETCOUNT
  * CUBEVALUE
  * COUNTIFS
  * IFERROR
  * SUMIFS

旧バージョンでは、新関数の前に’_xlfn’が付加され、再計算時に’=#NAME?’に変換されます。

再び Excel 2007 でブックを開いた場合、再編集可能です。

構造化参照

構造化参照を使用した場合、保存時に警告メッセージが表示されます。

 ※保存した時点で構造化参照からセル参照に変換される。

他ブック構造化参照

構造化参照を使用した場合、保存時に警告メッセージが表示されます。

 ※保存した時点で構造化参照からセル参照に変換される。

ただし、構造化参照が現在開いていない別のブック内のテーブルを指している場合は、変換後 #REF エラーとして表示されます。

配列数式

Excel 2007 の列全体を参照する配列数式は、旧バージョンで再計算されると変換され、#NUM! エラーが表示されます。

配列名文字数

数式内の名前付き範囲が旧バージョンでサポートされる上限の 255 文字を超えた場合、数式は正しく機能しますが、[名前] ボックス内では切り捨てられ、編集することができません。

他ブック取得文字数

ブック内の数式が閉じている他のブックにリンクしている場合、旧バージョンで再計算すると、最大 255 文字までしか表示されません。

また数式の結果が切り捨てられる可能性があります。

データ入力規則文字数

データ入力規則の数式が旧バージョンでサポートされる上限の 255 文字を超えた場合、数式は正しく機能しますが、切り捨てが行われ、編集することができません。

 

条件付き書式

要素 動作

条件付き書式数

旧バージョンと同様、条件付き書式の条件は 3つ までに制限されます。

条件付き書式重複

旧バージョンと同様、セル内、条件付き書式の範囲の重複機能はサポートされていません。

新書式利用

旧バージョンと同様、データ バー、カラー スケール、または、アイコン セットなどの条件付き書式はサポートされていません。

条件付き書式

停止オプション

旧バージョンと同様、[条件を満たす場合は停止] オプションはサポートされていません。

非隣接条件付き書式

旧バージョンと同様、隣接していないセルに対する条件付き書式はサポートされていません。

 

グラフィックオブジェクト

要素 動作

特殊効果・境界線

旧バージョンで開いた際、半透明の影などの旧バージョンでサポートされていない特殊効果は解除されます。

また、図形の大きさより長いテキストを挿入した場合、収まりきらなかったテキストは切り捨てて表示されます。

再び Excel 2007 でブックを開いた場合、再編集可能です。

埋め込みオブジェクト

Excel 2007 で作成された埋め込みオブジェクトは、旧バージョンでは編集できません。

未初期化ActiveX

初期化に危険が伴うと判定された ActiveX コントロールがブックに含まれている場合、そのブックを旧バージョンの Excel ファイル形式で保存すると、コントロールは失われます。

該当のコントロールを、安全に初期化できるコントロールとして設定することもできます。

高いセキュリティが設定された、初期化されていない ActiveX コントロールを含むブックを開く場合、初期化を実行する前にメッセージ バーを使用してコントロールを有効化する必要があります。

 

 

ファイル内パーツの互換性チェック(2007/9/26)

@ [Microsoft Office] ボタンをクリックします。

A [配布準備] をクリックします。

B [互換性チェックの実行] をクリックします。



C Excel 2003 以前の旧バージョンでは表示できない機能を使っている場合、下記のように警告メッセージが表示されます。

  このまま保存すると、以前のバージョンで閲覧・編集できないデータに変換される場合がありますのでご注意ください。