東京農業大学 「食と農」の博物館 Food and Agriculture Meseum

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平成28年12月10日(土)~ 2017干支のミニ企画「いろトリどり・展」

2017干支のミニ企画「いろトリどり・展」

2017年の酉(とり)年にちなんで、東京農業大学「食と農」の博物館の所蔵する西川哲三郎コレクションより、
鶏の民具・工芸品を一部ご紹介いたします。

  右上:中国/紙製
  右中:スウェーデン/木製
  右下:ポルトガル/陶器製
  左:メキシコ/紙粘土製

ニワトリは、今から5000年程前、赤色野鶏(セキショクヤケイ)とよばれる東南アジア地域に生息する野生のトリが家禽化され、私たち人間とのかかわりがはじまりました。人間は、その長いかかわりの歴史をとおして姿・形の異なる様々な種類のニワトリを作ってきたのです。

わが国では古墳時代頃に大陸から持ち込まれて以来、愛玩鶏や闘鶏など多くのニワトリが作られてきました。特に矮鶏(チャボ)などは、愛玩鶏として世界中に愛好者が広がり「Chabo」は世界標準語となっています。

東京農業大学「食と農」の博物館では、わが国の風土に適応してきた日本鶏(ニホンケイ)とよばれる在来のニワトリのはく製標本を中心に展示しています。

今回、2017年の干支である酉年にあわせて世界のニワトリの民芸品や玩具を展示しました。はく製と比べながらニワトリに親しみを抱いて頂ければと思います。鶏冠(とさか)の形や耳朶(じだ)の位置と色、蹴爪(けづめ)の存在、尾羽の特徴、羽装の色彩、脚は鉛色か白色など、いろトリどりの不思議なニワトリの姿・形に気付くでしょう。

2017年が“いろトリどり”に良い年でありますように。

【会 期】平成28年12月10日(土)~平成29年度未定
【会 場】東京農業大学「食と農」の博物館 2階 鶏剥製コーナー
【主 催】東京農業大学「食と農」の博物館

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