景観建設・技術分野 景観材料研究室
美しい景観へ材料・計測技術を追究!
測量は建設分野において基幹となる技術であるが、GIS・GPS・写真測量・レーザ計測といった空間情報技術を応用展開し、造園空間の構築方法を研究する。さらに、CGやCAD等によるランドスケープの視覚化についても追究する。また、景観建設技術により、美しく快適な造園空間を創造するためには、各種施設やエクステリアの材料の選定にきめ細かな配慮が求められる。石材・木材を中心に、材料の加工法と利用法を研究する。各種材料を駆使する施工の段階はとても大切であり、その技術者への需要も高い。そのような造園施工技術の体系を研究する。
所属教員
学生の主な研究テーマ
・江戸城見附跡の石垣の現代における保存と活用
・遊具の利用行動に関する調査研究
・回遊式日本庭園におけるサウンドスケープと園路の関係性について
・開港時の横浜居留地に見る街路整備の視覚化
・『ユートピア』に描写された理想国家の把握と視覚化について
・地上型3Dレーザースキャナーによるキャンパス内の景観シミュレーションについて
・虫送りにみる境界意識についての考察
FREE TALK
小林ゼミ!
夏のメインイベントである2泊3日の研究室合宿に今年は金沢へ行き、兼六園や棚田などを見学しました。堅苦しいものではなく、みんなでわいわいと楽しめます。毎年行われるこの合宿では観光だけでなく、グループごとにテーマを決めてまとめるパネルの作成も行います。普段は室内で聞く先生の話を、実際に現地を訪れることによってより理解を深めることができました。
(4年 からから)
研究室の思い出で
1年半かけて取り組む卒業論文では、発表前や提出前は切羽詰り辛いと感じることも多くありましたが、その思いを共有し、お互いにフォローし合える仲間たちが研究室にいたので、それも乗り越える事ができました。
自分の研究に不安を感じることもあり、迷う事もありましたが、週1回のゼミや打ち上げなどで、切磋琢磨し、悩みを話し合える環境で本当に楽しみながら精いっぱい研究に打ち込むことができました!
研究室のみんな、ありがとうございました!!
4年間の集大成!
題目は「地上型3Dレーザースキャナーによるキャンパス内の景観シミュレーションについて」です。去年の終わりに造園科学科では地上型3Dレーザースキャナーというレーザーを利用した測量機器を買いました。そこで、私はこのレーザースキャナーを使用して農大内のデータを取得し、データを編集して景観シミュレーションを行いました。新しい機械ということもあり、使い方がわからずマニュアルを読みながらの作業で苦労しましたが、対象が農大ということもあり、とても楽しみながら論文を作成することができました。農大の3Dモデルが完成した時は感動しました!!!!
(4年生 工学太郎)