東京農業大学

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学びのファースト・ステージ ~実践の2年間教育~

環境共生型生産学分野 作物生産学研究室

効率の高い低環境負荷型作物生産技術を追求

 高品質安定生産かつ低投入で低環境負荷型の作物生産技術やさまざまな気象環境に応じた生産管理技術の開発をめざし、圃場での栽培試験や国内外での実態調査を通じて、生理生態的・環境保全的な視点で作物生産技術の研究をおこなっている。取り組んでいる研究課題は低環境負荷型作物生産管理技術の開発、窒素・リン酸などの資源やエネルギーの作物生産への効率的利用、作物栽培における合理的窒素管理モデルの開発、有機資材の作物栽培への利用、特殊機能米の安定生産、作物と気象の相互作用に関するものである。

所属教員

上地 由朗 教授

研究テーマ
イネの低環境負荷型生産技術に関する研究

研究実績 | 担当授業科目

垣内 仁 准教授

研究テーマ
ダイズの乾物生産と子実生産に関する研究

研究実績 | 担当授業科目

学生の主な研究テーマ

・持続的水稲生産における堆肥利用に関する作物学的研究
 ―堆肥施用が水稲の乾物生産および収量形成に及ぼす影響―
・低投入型水稲栽培における生産性向上に関する作物学的研究
 ―幼穂発育期および登熟期の温度環境が穎花登熟と玄米品質に及ぼす影響―
・低環境負荷型栽培イネの登熟と老化に関する生理学的研究
・ダイズ不耕起栽培における有機資材投入による生産性向上に関する研究
・水稲の幼穂発育期および登熟期における高温が玄米タンパク含量に及ぼす影響
・バイオ燃料用水稲品種タカナリの幼穂発育期施肥窒素の効率的利用に関する研究
・作物栽培が植被面温度環境に及ぼす影響

FREE TALK

研究室で得たこと

研究室で活動するようになってはや4年の月日が経とうとしている.はじめは作業ができればというぐらいの気持ちでいたが,とくに最近は作物というものにきちんと向き合わなければ有益な結果は得られないと実感した.植物といえども相手は生き物であり,こちらが生半可な気持ちでいるといろいろと支障が出てくることもわかった.研究室の中では,実験計画,中間発表,卒論発表,文献紹介など,人前で発表する機会が多い.初めは本当に苦手であったが,これも勉強と思い,積極的に取り組んだ成果が出て,ずいぶん進歩したように思う.また,4年間のゼミ旅行や学会参加を通じて筆舌に尽くせないほどの経験をすることができ,ほんとうによかったと思っている.
(4年生綱島慎悟)

私の選んだ研究室

私が選んだ研究室は作物学研究室です.いろいろな考えを持った人材がいる研究室をとても気に入っています.とくに,先輩たちはユニークですが,研究には真面目に取り組んでいます.私は作物に関する知識が乏しかったので,1年生の時から積極的に実験の手伝いをやりました.棚沢水田や世田谷キャンパス網室の栽培試験で先輩たちから多くの指導を受け,たくさんの知識を得ることができました.現在私は有機物を利用した循環型水稲栽培に関するテーマで卒業論文に取り組んでいます.イネは私たち日本人の主食であり,この時代においては研究室の意義の重さをひしひしと感じています.ほんとうに研究室で専門的に勉強できる機会を得ることができて感謝の気持ちでいっぱいです.
(2年生 樋口 友)

私の研究室活動

作物学研究室ではさまざまな活動や行事を全員一緒になって行い,全員が大ファミリーの一員として行動することをモットーとしています.編入後も研究室で卒業論文を行う3,4生の先輩も比較的多く,同級生だけでなく,先生方を含めて年代,学年の隔てなく,同じ目標に向かって進んでいるといった感じです.私の今年の一番の思い出はみんなで出かけた春のお花見や秋の高尾山へのハイキングでした.もちろん,日々の調査,分析やプレゼンなどは中途半端な気持ちではやっていけません.メリハリのある研究室での活動が現在の自分にとってかけがえのないものであり,とても充実した有意義な毎日を送っています.
(研究生 鈴木悠太)

研究室GALLERY

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学部紹介

農学部

植物や動物の生命に関する知識・技術について、基礎レベルから応用レベルまでを科学し、その成果を農学の発展につなげていくことをめざしています。

農学部

農学科

日本の農業は、技術が高度化する一方で、やや経済効率に偏重してきた一面があります。それらを見直し、安全・安心で高品質な生産物を、安定的かつ環境に配慮した方法で供給する…。農学科では、そのような新しいスタイルの農業をめざした、次世代の農学を展開しています。

畜産学科

畜産学は、幅広く動物の科学を追究することで、私たちの食の安心・安全を支えている学問です。より美味しく、より安全な食料生産のために、遺伝子などのミクロの視点から可能性を追究したり、畜産物の流通システムをはじめとするマクロの視点から、国際的な経済政策や環境問題まで考察の幅を広げていきます。

バイオセラピー学科

動物や植物の存在は、私たちの生存の基盤であるだけでなく、生活に潤いや、やすらぎを与えています。環境・医療・福祉などの場においても動植物の恩恵を受ける機会が増えています。このような人と生き物のかかわりを多面的に研究し、より良い共生社会と、生き物の新たな活用方法の構築をめざしています。

応用生物科学部

農学の知識と知恵を食品・発酵・健康・環境・エネルギー分野に広く応用し、国際的視野に立って実社会での活躍をめざす意欲の高い人の入学を求めています。

応用生物科学部

生物応用化学科

生物応用化学科では、生物現象の解明や環境問題の解決に化学的視点から取り組み、未来につながる持続可能な社会システムや、より豊かな生活の実現をめざしています。そのため、現代の高度に細分化された生物・化学の専門知識を横断的に学び、生命活動に関わる化学反応を深く理解することで、それを制御・応用する技術を構築する能力を養います。

醸造科学科

酒や味噌、醤油、酢などの伝統的な発酵食品は、微生物がもつ発酵の力を利用してつくられています。さらに近年、この微生物の機能は環境の浄化やエネルギー開発の世界でも広く応用されようとしています。小さな微生物が、人々を大きな未来に導いているのです。

食品安全健康学科

食の流通のグローバル化によって、市場には新たな食材や加工食品があふれ、人々は豊かな食文化を楽しむ一方で、在来・外来の食材が食の安全を脅かす危険から自分たちを守る必要が生じています。こうした「食の安全・安心」をはじめ「食の機能と健康」を科学的に解明する研究拠点に、社会の期待が高まっています。

栄養科学科

「管理栄養士」は傷病者の療養や、乳幼児をはじめ高齢者、スポーツ選手など、様々な人々の健康づくりのため、高度な専門的知識及び技術を要する栄養の指導および、学校や病院、事業所などの給食管理をおこないます。「管理栄養士」によるヒューマンサービスが今最も求められています。

生命科学部

生命を調節する分子をデザインし、最小の生命である微生物の新機能を創製、植物育種や動物個体発生・脳機能といった高次生命機能解明まで、ミクロからマクロまでを統合的に捉える教育研究を行います。

生命科学部

バイオサイエンス学科

遺伝子は生命の設計図。最先端のバイオ技術を駆使して、遺伝子の働きを解き明かし、遺伝子の力を最大限に引き出すことで、人類が抱えている食料、健康、環境保全の諸問題の解決をめざします。ボーダーレスの時代である今こそ、農学の枠を超えて、医学、薬学、工学に至る応用にチャレンジする。これがバイオサイエンスです。

分子生命化学科

生物圏のあらゆる“生命”現象には、原子・分子が関わっています。この原子・分子の働きを化学的な視点で解明していくことで、これからの生命科学の可能性をより広めていくことをめざしています。精密有機合成、天然物化学を中心に、高分子化学、分析化学を基盤とした教育・研究を通じて医薬・農薬・動物薬およびバイオプラスチックの開発への道を拓きます。

分子微生物学科

微生物は我々の目に見えないミクロの世界で活動し、動・植物の健康や地球環境の維持に多大な影響をおよぼしています。しかし人類がこれまでに発見できた微生物はその総数のほんの数%と言われています。本学科は微生物が関与する未知の生命現象を生命科学の力で解明する「微生物学」のエキスパートを育成します。

地域環境科学部

生物に対する深い理解を学びの基礎におき、自然と人間が調和する地域環境と生物資源を保全し、それを利用しながら管理していくための科学技術の確立をめざしている学部です。

地域環境科学部

森林総合科学科

古くから人間は森林と密接な関係を保ってきた一方で、近代以降には乱開発による森林破壊が社会問題にもなっています。森林が人類に与えてきた恵みの大きさ は計り知れません。解決すべき地球規模の環境問題が残るいまこそ、人と森林が共生できる社会を早急に実現する必要があるのです。

生産環境工学科

環境にやさしい農業生産技術を発展させるには、工学的な視野からのアプローチも重要です。ロボットなど機械工学を用いた生産支援や、土木工学を応用した用水や排水技術の開発など、ロスがなく環境保全にも幅広く対応できるエコ・テクノロジーの開発が強く求められています。

造園科学科

ベランダの草花、公園や緑地、都市や農村から地球環境まで。私たちをとりまく、人と自然がつくるさまざまなシーンのすべてが造園学のフィールドです。快適で美しい環境を創成するための専門知識や技術の一つ一つが、地域に貢献する力となります。

地域創成科学科

里山などの“地域”の伝統的な文化や知恵に最新の技術を融合させ、持続可能な土地利用の構築、地域づくりの実現に貢献することをテーマとします。地域が抱える問題を総合的にとらえ、生物多様性や生態系に配慮した実学型教育を通じて、地域づくりの担い手やリーダーになりうる人材の育成をめざしています。

国際食料情報学部

「日本と世界の食料・農業・農村問題の解決に向けて、国際的情報網の活用のもと総合的・実践的に挑戦する」をモットーとしている学部です。

国際食料情報学部

国際農業開発学科

国と国との間に大きな経済格差がある現代。開発途上国の発展を農業の開発を通じて支援し、環境に配慮した持続性のある生産によって地球規模の環境保全を視野に入れた、現代に適応した国際協力の先駆的な人材への期待が高まっています。

食料環境経済学科

私たちの毎日の食料は、農林水産業で生産・収穫されたものが、卸売市場や食品工業を経由し、さらには外食産業や食品小売業を介して消費者にわたっています。この食料の流れのシステムを国際的な経済の視点から研究することで、これらに関連する諸問題の解決策を追究します。

国際バイオビジネス学科

食料に関わるビジネスの現場で活躍するには、国内外の食料生産や加工・流通システムを理解し、世界各地の食料の生産と供給の状況、国際市場における流通の現状を常に把握したうえで、それらの情報を分析し活用できる臨機応変で柔軟な総合力が求められます。

国際食農科学科

「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録されたことで、世界からも脚光を浴びている日本の食文化。食文化を支えている日本の農業にも、注目が集まっています。国際食農科学科は、日本の「食」と「農」を継承し、世界に発信していく新領域です。実験や実習、現地でのフィールドワークを中心にした実践的な学びで、生産科学、食品科学、人文・社会科学の領域から総合的にアプローチします。

生物産業学部

各段階を連動した一つの流れとしてとらえながら、産業がより社会に貢献するための道を自然科学の視点から探究し、また社会経済的な視点から改善することをめざしていく学問です。

生物産業学部

生物生産学科

北海道北東部、オホーツク地域は、日本屈指とも言える大規模な畑作や畜産が営まれています。また、世界自然遺産の知床をはじめとする豊かな自然環境に恵まれ、エゾシカやオオワシといった野生動物が数多く生息するなど、生物生産と環境に関するあらゆる研究のための資源がそろっています。

アクアバイオ学科

目前に広がるオホーツク海や、網走湖、能取湖をはじめとする沿岸の汽水域、湖沼・河川には、ここでしか見ることのできない希少生物も数多く生息しています。 「環オホーツク地域」には、水圏のサイエンスを学ぶ者にとって魅力的な研究テーマと、それを実践・検証できる場があふれています。

食品香粧学科

食品や香粧品は、私たちの生活を支え、豊かにしてくれる大切な存在。その多くは「生物資源」という共通の素材から作られています。この生物資源の特性や、人体への効果を探求し、その機能性を活用した製品を開発することで、私たちの生活を質の高い、充実したものへと進化させてゆくことが、食品香粧学科の目標です。

地域産業経営学科

今日の日本において、都市部が発展し続ける一方で、地域社会は過疎化などの様々な課題に直面しています。しかし、地域社会にはまだ眠っている資源があるのではないでしょうか。その可能性を見出し、都市とは異なるアプローチでの社会発展を探究すべく、オホーツク地域の様々な産業と連携した学びを展開しています。

教職課程

教育職員免許法にもとづく中学校および高等学校の普通免許状取得のためのコースで、短期大学部を除く学部の学生は本課程の教職科目履修により、一種免許状を取得することができます。

教職課程

教育職員免許法にもとづく中学校および高等学校の普通免許状取得のためのコースで、短期大学部を除く学部の学生は本課程の教職科目履修により、一種免許状を取得することができます。各学科で取得可能な免許状の種類は表の通りです。本課程を履修する学生は所属学科の専門教育を受けながら定められた単位を取得することにより、卒業時に教育職員免許状が授与されます。卒業までに受講する科目が多くなり、また夕方からの講義や学外での実習も多く、卒業までの負担は他の学生よりは大きくなりますが、その分充実した学生生活となることでしょう。
本課程修了者の多くが全国各地の中学校・高等学校、その他の教育機関で教員として活躍しています。平成26年度は256人(515件の免許状)を取得しました(大学院修了者の専修免許状を含む)。教員採用試験合格は難関ですが、例年100名弱(卒業生を含む)の本学出身者が教育職に就いています。

学術情報課程

公共機関としての博物館、科学館、児童館、公共図書館及び企業の情報部、研究開発部門等において科学技術に関する情報の調査、収集、整理、保管、検索、提供(展示を含む)等にあたる技術者となる基礎を修得させ、自然科学系司書・学芸員を養成することを目的としています。

学術情報課程

本課程は、公共機関としての博物館、科学館、児童館、公共図書館及び企業の情報部、研究開発部門等において科学技術に関する情報の調査、収集、整理、保管、検索、提供(展示を含む)等にあたる技術者となる基礎(コンピュータを利用した情報利用教育を含む)を修得させ、自然科学系司書・学芸員を養成することを目的としています。
情報化時代といわれる今日、これらの技術を担う人材の養成は、文科系の大学において図書館司書あるいは博物館学芸員養成のためのコースで従来から行われてきました。しかし、理科系の大学においてはほとんど行われていません。その結果、企業や公共機関において科学技術情報を取り扱う人材の確保に困難を生じています。
本課程は、社会のこの要求に答えるために開設され、学部では司書、学芸員の資格が、短期大学部では司書の資格が与えられます。
学芸員は、博物館法によって登録または相当施設に指定された博物館等において業務を担当する専門教員であり、博物館には学芸員をおくことが法律で義務づけられています。
司書は、図書館法によって定められた「図書館」は図書、記録その他必要な資料を収集、整理、保存して利用に供し、教養、調査研究等に資することを目的とする施設です。法律による図書館には司書の有資格者を置くことが義務づけられています。
それぞれの有資格者の就職先としては、近年多くなっている前述の博物館、社会教育施設、展示企業などがあり、また図書館は勿論のこと官公庁及び企業の研究開発部門、資料室などに進出が顕著になっています。

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