カムカムの種子と皮から強い抗酸化性を持つ物質を分離【食品香粧学科の研究】
2016年6月1日
カムカムの未利用資源から有用物質を発見
香りの化学研究室の金嶋泰さん(博士後期課程)と妙田貴生准教授らは、カムカムの種子および皮から高い抗酸化作用を持つ6種の物質の分離同定に成功した。研究成果は、LWT - Food Science and Technology誌に発表された。
カムカムドリンクの未利用資源から抗酸化物質を分離
カムカムとは、ペルーのアマゾン川流域原産のフトモモ科に属する植物で、地元では、昔から果実をジュースにして飲まれていました。一方、その種子や皮は利用されることなく廃棄されていましたが、今回の研究は、その利用価値を高める結果となりました。